デヴィッド・ボウイがお亡くなりになりました。
2016年1月10日。69歳の誕生日の二日後。癌。
曼荼羅畑での登場は極めて控え目。主演作「ハンガー」とOPに“I'm deranged”が使用された「ロスト・ハイウェイ」を紹介したことがあるくらい。
ボウイでまず思い浮かぶのが「地球に落ちて来た男」(1976年/ニコラス・ローグ監督)。
正直、冗長で掴みどころが無いという印象でした。居るだけで様になるボウイの存在感が全て。
唯一、記憶に残っているのが教会で『聖地エルサレム』を合唱するシーン。
曲が生まれたのが1916年(18世紀イギリスの詩人ウィリアム・ブレイクの預言詩『ミルトン』(Milton)の序詩に、同国の作曲家サー・チャールズ・ヒューバート・パリーが曲をつけた)なので、別に不思議でもなんでもないのですが、撮影時(1975)前年にこの↓アルバムが出ています。
恐怖の頭脳改革/エマーソン、レイク&パーマー
一目でH.R.ギーガーと分かる異様なジャケット。このアルバムのオープニングを飾るのが「聖地エルサレム」。
本末転倒ですが、ボウイらが歌い始めた瞬間、「ELPじゃん!」(←とんでもない事実誤認-笑-)。
これって「荒城の月」を聴いて「スコーピオンズじゃん!」って言うのと同じなんでしょうね。いや、お恥ずかしい。
「地球に落ちて来た男」、初見から大分時間が経っているので、機会があれば再見してみようと思います。