デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

サントラ百人一首番外編。 聖地エルサレム/エマーソン、レイク&パーマー@地球に落ちて来た男[追悼:デヴィッド・ボウイ]

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デヴィッド・ボウイがお亡くなりになりました。

 

2016110日。69歳の誕生日の二日後。癌。

 

曼荼羅畑での登場は極めて控え目。主演作「ハンガー」OPに“I'm deranged”が使用された「ロスト・ハイウェイ」を紹介したことがあるくらい。

 

ボウイでまず思い浮かぶのが「地球に落ちて来た男」1976年/ニコラス・ローグ監督)。

 

正直、冗長で掴みどころが無いという印象でした。居るだけで様になるボウイの存在感が全て。

 

唯一、記憶に残っているのが教会で『聖地エルサレムを合唱するシーン。

 

曲が生まれたのが1916年(18世紀イギリスの詩人ウィリアム・ブレイクの預言詩『ミルトン』(Milton)の序詩に、同国の作曲家サー・チャールズ・ヒューバート・パリーが曲をつけた)なので、別に不思議でもなんでもないのですが、撮影時(1975)前年にこの↓アルバムが出ています。

 

恐怖の頭脳改革/エマーソン、レイク&パーマー

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一目でH.R.ギーガーと分かる異様なジャケット。このアルバムのオープニングを飾るのが「聖地エルサレム」

 

本末転倒ですが、ボウイらが歌い始めた瞬間、ELPじゃん!」(←とんでもない事実誤認-笑-)。

 

これって「荒城の月」を聴いて「スコーピオンズじゃん!」って言うのと同じなんでしょうね。いや、お恥ずかしい。

 

「地球に落ちて来た男」、初見から大分時間が経っているので、機会があれば再見してみようと思います。

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