
今年6月1日に第1弾「プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック/ワイルド・チェリー」をご紹介してから随分と間が空いてしまいました。
お久しぶりの第2弾は、
マイ・シャローナ/ザ・ナック

曲名は知らずとも“♪どどががどっが、どっが、どどが!”というイントロを聴けば『ああ、これか、知ってる知ってる』となる人も多いでしょう(我ながら音楽センスというものを微塵も感じさせない表現だ。満足)。
ビルボード5週連続第1位、79年の年間チャート1位を記録した世界的大ヒットナンバーです。
ナックは70年代後期にロサンゼルスで結成された4人組ロックバンド。
デビュー・アルバム『ゲット・ザ・ナック』はビルボード6週連続1位(プロデューサーは、かつてイギリスでスージー・クアトロやスウィートを手掛け、後にはブロンディにも関わることになるマイク・チャップマン)。
「マイ・シャローナ」はこのアルバムからシングルカットされたデビュー曲です。
実を言うとナックは一発屋というわけではありません。
2曲目「グッド・ガール・ドント」はビルボード11位、翌80年にも「ベイビー・トークス・ダーティ(38位)」「キャント・プット・ア・プライス・オン・ラヴ(62位)」の2曲がスマッシュ・ヒット、81年の「ペイ・ザ・デヴィル」も67位をマークしています。
ただ、「マイ・シャローナ」のイメージがデカ過ぎた…。
ナックは82年に一時解散。98年にテリー・ボジオ(「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」第5位!)を迎えて再結成しますが、2010年にリード・ヴォーカルのダグ・ファイガーが脳腫瘍と肺癌の併発で死去、活動停止となりました。
★「マイ・シャローナ」の映像はこちら。