デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ドアーズ

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ヤク中が描くヤク中の映画。

「ドアーズ」(1991年/オリバー・ストーン監督)

ヤク中ジム・モリスンの半生をヤク中オリバー・ストーンが映画化。

ケーブルの深夜放送でしたが、翌日の事は忘れて鑑賞。

モリスン役はヴァル・キルマー

確かに似ている。顔は。

でも知性がちょっと・・・。

オープニングの家族ドライブ(幼少期のモリスンが交通事故を起こしたネイティブを見て初めて「死」を意識する)シーンは、後の「ナチュラル・ボーン・キラーズ」を彷彿させるオリバーな画でしたが、ドラマ部分のテンポがちょっと・・・。

できれば、ありったけの記録フィルムとイメージ映像をオリバーがぐちゃぐちゃに編集した「フェイク・ドキュメンタリー」にしてほしかったです。

モリスンと言えば、この時期、何の示し合わせか立て続けに夭折したロック・スターを思い出します。

1969年7月3日、ブライアン・ジョーンズ変死、

1970年9月18日ジミ・ヘンドリックス変死、

1970年10月4日ジャニス・ジョプリン変死、

そして1971年7月3日ジム・モリスン変死。

全員没年27歳。

「長いだけが人生じゃねえ」by竹内力(「烈火」より)

※にしても、やっぱ「ジ・エンド」は名曲だなぁ・・・。