『自分の意思じゃ…治まらないんだろ?』
王子が天使にジョブチェンジしました。
「悶えてよ、アダムくん/第6話・読書が好きな王子様」(2024年2月18日オンエア版TOKYO MX放送/則座誠演出)
パンデミックのせいでジャンル自体が壊滅してしまったエロ本産業。貴重な1冊をゲットした園宮一樹(世界で唯一…かもしれない勃起できる男)ですが、ここで九重杏季(第1話で最悪の出会いをして、第3話で猛ったモノを鎮めてもらった女)と遭遇。
う~ん、気まずい。でも改めて見ると滅茶可愛い。
会話の接ぎ穂を探すため口走った「可愛い」という台詞に、間髪入れず「キモ!」と返しますが、内心は、
(可愛い?私が?そんなの言われた事ないぞ。男から私がそう見えるのか?)
即落ちどころじゃない瞬間同時ツンデレ。
思わず落としてしまった紙袋から出てきたのはエロ本(しかも坊さんモノ)。
自分だけバレるのは悔しいからと、園宮の紙袋も強制「検察」。
中は勿論、ドストレートなエロ本。最低野郎と罵られ、学校中にバラされるかと思いきや九重の反応は赤面して『か、返す』。
おーなんだこの可愛い生き物。思わずあの日のやりとりがフラッシュバック…したら股間の大蛇がふんぬらばー。
『あーお前、それ…!』
気付いた九重が園宮の手を取って緊急避難。ネカフェへGO!
再び大蛇折伏の儀式を。
『ほ、本当にここまで必要なのか?』
『悪い、もう俺、限界なんだ』
質問と答えが全く噛み合っておりませんが、とにかく限界、待った無し。
途中、ただならぬ(喘ぎ)声にお店の人が様子を見に来ますが、テキトーに誤魔化して…ってこのシチュエーション、「しょうたいむ!2」の試着室シーンと丸被りだな。
翔二にも言ったが、公共の場は綺麗に使えよ。
これまで登場したヒロインの中では九重イチオシ。唯一、彼女だけが損得勘定の無い恋愛感情を持っている「ラブコメ」要員です。
無事治まって別れ際、
『し、仕方のない奴だな。仕方ないから、私がまたつき合ってやらんでもない!』
この「仕方のない奴だな」という「上から目線だけど降伏宣言」、常套句ですが、グッとくるものがあります。
『じ、じゃあ…また…な』
いじらし可愛い。
おまけ
にしても規制版は相変わらず嫌がらせとしか思えない隠し方をしていますね。
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★1巡して姫乃先輩に戻った5話はこちら。
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★試着室を汚した「しょうたいむ!2」はこちら。