デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【山田が好きだ!】僕の心のヤバイやつ ♯25(2期最終回)【市川京太郎、大好き!】

『どお? 楽しい?』

『まあ…思った以上に』

『良かった…それが一番嬉しい』

『なんだよ、それ』

『ホントだよ。楽しいし、嬉しい』

『じゃあ、何でそんな顔するんだよ』


修学旅行二日目。千本鳥居に囲まれて。伝える気持ちに祝福を。

「僕の心のヤバイやつ/第25話(2期13話)・僕と私の恋心」(2024年3月30日深夜テレビ朝日放送/江口大輔、白幡良志之演出)

女子部屋で山田の布団に隠れ、更にそこから脱出するという最難関クエストを神崎のやらかしに乗じて無事乗り切った市川。

右手の位置がヤバイぞ山田。


翌日は班別行動。行った先は聖地・伏見稲荷大社

左右に分かれる千本鳥居。山田と市川は右ルート、他のメンバーは左ルートへ。


『久々に二人だね。どお? 楽しい?』

市川が楽しければ自分も楽しいし嬉しい。そう思っていたはずなのに…。

心を占めるのは明日のオーディション。その感情を「自分勝手」と断罪して涙を流し続ける山田。その「夢を諦めきれない」姿勢を見て安堵する市川。

やはり山田はオーディションを受けなければならない。何としてもこの場から去らせなければならない。

『山田杏奈、僕をなめるなよ』

たった独りの世界を生きてきた自分に今は友達がいる。学校も楽しくなった。何もなかった世界に少しずつ色がついた。だから、

『山田がいなくたって楽しい!』

でもそれは山田がいたから。世界がこんなに綺麗だって気づかせてくれた山田がいたから。

『山田が好きだ!』


手を取って走る。駅へ。

『私も…私もちゃんと伝えたい』

その答えはオーディション後、二人にとっての「いつもの場所」図書室で。

自分は弱い。うじうじして人をうらやんでばかりで、ネガティブですぐ不安になって。どうしようもないけど、そんな自分が好きという山田。

ああ、これは送辞の本番直前、イマジナリー市川が言った『お前の事が一番好きなのは…俺だぞ!』に呼応する気づきですね。

そのことに気づいたから自分を取り巻く全てのものを愛おしいと感じるようになった。

『市川京太郎…こんな自分に気づかせてくれた市川京太郎…何より大切で誰より特別で、私の全部…大好き!

好きの返事は大好きで。

『私とお付き合いしてくれる?』


完全にヒロインポジです市川君。

初キスはヘッドバットになりましたが、仕切り直して頬に。


晴れて相思相愛になった二人。そのまま一気にゴールしちゃったかのようなエンドカード👇まで出ていましたが、現実は…。

 

おまけ【告白翌日の日常】


3期(受験編?)お待ちしております!

 

★告白のお返しの告白と言えば…

 

 

 

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