『三隈君、君にとって恋とは何だ!? 何故そんなに無自覚になれる!?』
『な、何が言いたいの? 私が恋をしているとでも!?』
まさかこの期に及んで「恋をしていない」とでも?
「おくさまが生徒会長!+!/第10話~第12話」(2016年12月放送/佐々木勅嘉監督)
第10話「生徒会長と風紀委員長の懊悩」
風紀委員長・三隈倫は悩んでいました。風紀委員の天敵・生徒会が提唱する「恋愛自由化」が浸透した結果、生徒の問題行動が減り、偏差値がアップ。
自分のやり方(取り締まり)が間違っているとは思わない。でも…。
悩みを聞いているのは養護教諭の姉・三隅慧(みすみ けい)。
『倫は少し頑ななところがあるからな。そうだ、生徒会長を見習って、恋のひとつもしてみるとか? 恋もなかなか悪くないもんだぞ』
『私、別に好きな人なんて…』
動揺する倫に人生の先達・慧が『では、ひとつ恋の体験談でも語ろうか』
しかしその内容は「ローションプレイの段取り説明」。お、お姉さん、恋の体験談は?
下世話すぎる(その割に詳細な)話に倫逃亡。
廊下ですれ違った(1週間後に和泉くんの誕生日を控えて浮き足立っている)生徒会長・若菜羽衣に
『私も恋でもすれば生徒会の考え方が理解できるのかしら』
は!?…恋でもすれば!?
『三隈君、前から思っていたのだが…君はどうしようもないほど恋に無自覚だな!』
敵(生徒会長)から、身内(猿渡)からずびし!と指を指されて無言の糾弾乱れ打ち。
和泉くんの朴念仁ぶりも大概だがこいつの無自覚ぶりも…。
和泉くんへの誕生日プレゼントを見繕ってもらうという名目で倫(と猿渡)を連れてショッピングセンターへ。入ったのは下着売り場。手に取ったのはベビードール。試着担当は倫。
『何で私がこんな格好を!?』
『これは、いつもと違うエッチなわ・た・し・をプレゼント作戦だ!』
和泉くんがベビードール好きなのは会長がリサーチ済(←色々誤解がありますが、結果として大きく間違ってはいない)。
なら自分がこの格好をしても、和泉くんへのプレゼントになるのかしら?と考えた倫が無意識に破顔。それは紛れもなく恋する乙女の笑顔。
しまった、ノリで連れてきてしまったが、自覚を促進させてしまったか? 焦った会長が自分も試着して宣戦布告。
結局、どちらもベビードールは買わず、共同でシャツをプレゼントしたのでした(和泉くん誕生日おめでとう!)。
第11話「副会長と会計の何らかの前進」
最後のヒロインは生徒会の毒舌会計・藤咲可憐(ふじさき かれん)。
通学路でノーパン可憐と出会った和泉くんの落ち着かない1日。
この入浴シーンは和泉君の妄想です。
第12話「生徒会長(+α)と聖なる夜を」
最終話はクリスマス。全員揃って性なる宴。
和泉くん再びの女装。メイクは会長。
最後は女装癖の疑いも晴れて、メリークリスマス。
これにて2期終了。ほぼすべての女性キャラがノーパンを披露してくれた眼福シリーズでした。
さて、次こそ正規の僧侶枠作品に戻りましょうか。
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