「リメンバー僧侶枠」を謳っておきながらこれを紹介しないのは画竜点睛片手落ち。
タイトルと共に歴史を刻んだ始まりの1本。
「僧侶と交わる色欲の夜に…/第1~3話」(2017年4月放送/荒木秀樹監督)
中学時代の初恋の相手に会えるのを楽しみに同窓会に出かけた深谷美桜(大学4年生)。
しかし憧れていた九条隆秀は文字通り坊主(寺の跡継ぎ。剃髪済み)。
運命の再会どころか、生涯独身住職候補(←認識に激しい偏見があります)。
ショックでメートルの上がった美桜は飲んで飲まれて千鳥足。
帰り道、うずくまった所を助けてくれたのは九条隆秀。
抱え起こして家(マンション)まで送って、ベッドに寝かせて水口移し。
『僧侶の前に俺だって男だよ。煽られれば欲情だってする』
めくってつまんで咥えて舐めて。
『僧侶だって恋愛するし、結婚もするし、セックスだってするよ』
本番一歩手前でしたが指と舌で翻弄して朝チュン。
そのまま九条は美桜を連れ出して…。
状況が飲み込めぬまま、九条に連れられて来たのは九条の実家(つまり寺)。
出迎えたのは「どう見てもお姉さんだろ」な母・栞。
父も揃った所でご紹介。
『婚約者の深谷美桜さんです』
え…?今何と?
否定の間もなく婚約者。改めて話を聞けば、父が跡継ぎを急ぐあまり無理矢理見合いをさせようとしているのだが、それは自身の意に反するので時間稼ぎのための一芝居だと言う。
ノリノリの母は天蓋付キラキラベッド備え付けの「夫婦の部屋」を作ってご満悦。
『確かに婚約はフェイクだけど、どうする? せっかくだし子作りのマネでもしてみる?』
(流されちゃダメって分かっているのに…)
地上波ではこの「流されちゃダメ」なシーンは「TERA劇場」という別プログラムに差し替えられておりました。
これは「おくさまが生徒会長」で流れていた「おくさま劇場」と同じ手法で、手がけたのはどちらもアニメーションスタジオ「セブン」。
って事は「おくさまが生徒会長」を≪僧侶枠≫としてカウントしたのもあながち間違ってはいなかったという事ですね。
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