デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【当てる挟む擦る】キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 SEASON Ⅱ #2【胸部3段活用】

『戦争ね…。燐、最大の敵は帝国じゃなかった…』

姉と妹がひとりの男を…。何か「アーリャさん」の近未来を覗いているような。

「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 SEASONⅡ/第2話・魔女-姉妹戦争(アリスだいばくはつ)-」(2024年7月17日深夜TOKYO MX放送/稲葉友紀監督)

第3王女シスベル保護のため、燐を連れて南アルトリア駅へ向かった第2王女アリスは偶然(何度目だよ)イスカと再会。

更にイスカがシスベルと一緒にいるのを目撃して尾行を開始しますが…。

『アリス様!二人の肩と肩がが触れ合おうとしています!』

『な、何よあの距離、近すぎるわ!相手は帝国兵(私の男)なのよ!』

『あ、アリス様!ご覧ください!シスベル様が腕を絡めました!』

『これは一大事よ!イスカは私のモノよ!なのにあの子…』

燐のライフがゼロになるから「乗せる」のは勘弁してあげて。


『何なの公衆の面前で…なんて羨ましい』

折角、心配して来てやってるのに勝手に人の男を抱え込んで…。妹と言えども容赦はしないわ。戦争よ。今すぐシスベルを氷のオブジェにして宝石店に売りつけてあげるわ。

アリスの全身殺気に燐の安全装置が作動。いけない、このままでは嫉妬に駆られたアリス様が制御不能の破壊神になってしまう。

とりまとめを買って出た燐が単独でイスカ&シスベルを追撃。シスベルの口から皇庁内に帝国との全面戦争を画策している者がいる件、結果、身内から命を狙われているので、仕方なく帝国の第907部隊に護衛を依頼した件などの説明を受けた後、アリスの怒りを鎮めるため、イスカを単身アリスの部屋(感情の抑制が効かずに室内が氷ついている)へ(人柱もしくは人身御供)。

待っていたのはアリスの尋問…ではなく、イスカとシスベルのイチャップルぶりの再現(現場検証…みたいな?)

『一緒に歩いてたわ。しかも、手を繋いでたわ…私を差し置いて!

明らかに怒っているアリス。しかし朴念仁イスカにはその理由が分からない。

『いいわ、教えてあげる。シスベルばっかりズルい!


理屈も論理も彼岸の彼方。言い訳の余地無し。

『これは裏切りよ!私のものになるって約束したのに、あの子の言いなりになるなんて!』

なら私にだって同じことをする権利が…。

『シスベルがした事の確認よ。一緒に手を繋いでいたわね、こんな風に。まったく破廉恥ね。一国の王女が敵国の兵士と腕を組んで歩くなんて』

当ててます。


『そうね、あの子はもっと君に近づいてたはずよ。こ、こうよね?』

挟んでます。


そのままグイグイ押し付けて(最早パ●ズ●では?)

これ以上はマズイ。恐らくはドアの外から様子を窺っていたであろう燐がアリスの身を案じるという体で乱入。ゲームオーバー。

『アリス様、心なしかお肌がツヤッツヤでは?』

皇庁内では女王暗殺未遂事件が起きていたと言うのに君らは…。

いやいや、このバカップルぶりこそ「キミ戦」です。

 

 

 

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