デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ZOMBIO 死霊のしたたり

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ラヴクラフトの原作(「死体蘇生者ハーバート・ウェスト」)は未読ですが、多分違うんでしょうねえ、全然。(追記:はい。全然違いました)

 

「ZOMBIO 死霊のしたたり」

(1985年/スチュアート・ゴードン監督)


なんだよ、ゾンバイオって。
ゾンビ+バイオなんだろうけどさ。
因みに原題はRE-ANIMATOR。

死体蘇生薬の開発をライフワークにしている勤勉な(?)医学生、ハーバート・ウェスト君のお話。

研究を横取りしようとする不埒な教授は迷わず首チョンパして実験台に。

めでたく復活してブロッケン伯爵となった教授はモルグの死体を操ってウェスト君にたてつくのでした。

「サイコ」丸パクリな音楽に乗って加速度的に話が暴走していくのですが、なんと言っても自分の首を小脇に抱えて奔走する教授が素敵。

蘇生して最初の仕事が横恋慕していた学長の娘誘拐(笑)。

景気よく裸に剥いて(修正無し!)、胴体にアシストしてもらいながら嘗め回すという映画史上に名を残す屈指の名シーンがございます。

素晴らしい!よく思いついた!正月にぴったりだ。