デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ランボー

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死んだ親父の荷物整理するから手を貸せと母親に言われて実家に行ったら天袋から迷彩ケースに入ったM16アサルトライフルが出てまいりました。

 

米軍正式採用銃なので、ベトナム以降の戦争映画にはレギュラー出演している銃ですが、印象深いのは何と言っても「スカーフェイス」そして、

 

ランボー (1982年/テッド・コッチェフ監督)

 

だよなあと思っておりましたら木曜洋画劇場で「ランボー」放送(新作の番宣ですね)。

 

DVD持ってるのに見入ってしまいました。

 

アメリカ北西部というカナダっぽい景観が雰囲気を盛り上げてます。これ都会でやったら面白み半減でしょうねえ。

 

なんつってもジェリー・ゴールドスミスのスコアが最高。ランボーが強奪した軍用トラックで封鎖線突破する時の盛り上がりようと言ったら。

 

ついで言えば、テッド・コッチェフって人、軍用トラックのフォルムの美しさをきっちり理解してますよね。

 

で、感涙に咽ぶ(はずの)ラストで、ダンヒル(誰?)の歌う名曲「イッツ・ア・ロングロード」が滅茶苦茶な編集で尻切れ。ったくだから地上波放送は・・・。