ゴジラとガメラとサンダとガイラを足して割らない=竹内力17歳。
無敵です。
「岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 番長足球(ばんちょうサッカー)」(2003年/宮坂武志監督)
全国総番を名乗るため、日本中の高校を〆た村山カオル(竹内力。くどいようですが17歳)。
『専門学校も女子高も〆たんか。定時制も?』
『て、定時制って何じゃ?!』
という訳で、岸和田の夜間高校に入学、その日の内に番長を病院送り。
この夜間高校、教育委員会から「廃校」の通告を尽きられておりました。存続の条件は「インターハイ常連校の二軍の補欠とサッカーの試合をして勝つ」こと。
予算を極限まで切り詰めた「少林サッカー」の始まり始まり。
もうね、批評とかレビューとか、どうでもいいです(笑)。
竹内力を“放し飼い”にして、ドラマが成立する唯一無二の企画でしょう。無敵です。