デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

いくらなんでも落差ありすぎ! 初恋のきた道

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人を容姿で判断してはいけないとは思います。思いますが・・あの婆さんはねぇよなあ。

初恋のきた道(1999年/チャン・イーモウ監督)

文化大革命真っ只中の中国のド田舎で大恋愛の末に結ばれた二人。

その当事者の息子が(父の葬儀で帰郷した際)両親のなれそめを回想するという構成(勿論本人は生まれてないので、村の語り草という設定。原題は「我的父親母親」)。

若き母を演じるチャン・ツィイーのパートは文句無し。見ようによってはただのアブないストーカーですが、いいじゃないですか(笑)。

可憐で気が強く一途で健気(おまけにロリ)。問答無用の萌えキャラです。

で、現代戻ると、お母ちゃん皺シワ(どう見ても80は超えてる…)。

おいおいおい、この婆さんがチャン・ツィイーのなれの果てか? 息子の年恰好から察するに過去と現代の時間差は30年そこそこだろう。

文化大革命の始まり(1966年)から公開時(1999年)なら33年。撮影時チャン・ツィイーはまだ10代のはず。って事は多少の下駄を履かせても50代半ば。

50ったら余裕で(?)熟女AVに出れる歳じゃん! ありえねー。

死んだ夫の亡骸を“死者が故郷の道を忘れないように”担いで徒歩で運ぶっていう話は凄くいいのよ。オチとして最高。唯一、あの婆さんが…。

チャン・ツィイーに老けメイクさせるか、せめてもうちっと面影のある女優選んでくれれば(100歩譲って遠景か背後のみのショットにしてくれれば)・・。

自分用に編集しちゃおうかな…。

★美女が一気に老けると言えば…