成長促進ホルモンを人体に使用したら、胎児が1ヶ月でバーバラ・カレラに! 万歳! しかし、これが悪夢の始まり。
「エンブリヨ」
(1976年/ラルフ・ネルソン監督)
同監督が68年に撮った「まごころを君に」(「アルジャーノンに花束を」の映画化ね。エヴァじゃないよ)に「スピーシーズ」を足して物凄ぉく地味にした感じ。
バーバラ・カレラはこれ(老化)といい、「ドクター・モローの島」(獣化)といい「プチ変身」ものが良く似合います。70年代、美しきB級。
世間の評価は芳しくないですが、のほほんとした中盤から急転直下の悲惨な終盤という展開、見世物に徹した志の低さ、どれをとっても「いい感じ」です。
正規品じゃなくて「著作権保護期間終了もしくは未登録品」を扱ったバッタもんDVDを中古(280円!)で買ったのですが、完全に海賊版画質でした。
※参考:「スピーシーズ/種の起源」→2008年5月5日