デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

基地外祭りまさかのリメイク! ザ・クレイジーズ(の予告編)

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ジョージ・A・ロメロの“ゾンビ前夜祭”「ザ・クレイジーズ」がまさかのリメイク!

その予告編が公開されました。

「The Crazies(の予告編)」(2010年/ブレック・アイズナー監督)

一見した印象は「ドーン・オブ・ザ・デッドと何が違うんだ?」

ロメロの「クレイジーズ」は、原因不明(最後まで不明)で発狂した町を軍がテキパキと封鎖・制圧したものの、自ら引いた情報管制が災いして話がどんどんややこしくなり、解決を見ないまま終わるという、実に“狂った”傑作でした。

予告編を観る限り、軍の出番は少なそう(ちょっとがっかり)。

草野球のグラウンドにショットガン持って入ってくるおっさんの遠景とかは「マウス・オブ・マッドネス」を髣髴させて“いい感じ”でしたが。

脚本は「パルス」書いたレイ・ライトと、「悪魔の棲む家」「テキサス・チェンソー」書いたスコット・コーサー。微妙です!

因みに監督は「サハラ 死の砂漠を脱出せよ!」撮った人。うーむ。

そこそこは面白くなりそうですが、そこそこ止まりのような気がします。

おっと、肝心の主演は「サイレント・ヒル」のラダ・ミッチェルです(←何かこの人ってナオミ・ワッツのバッタモンみたいな気が・・・いや失礼)。

※予告はこちら→http://www.apple.com/trailers/independent/thecrazies/

※関連:「(ロメロ版)ザ・クレイジーズ」→2008年1月12日