デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

赤青セロハンだと・・。 ファイナル・デッドサーキット 3D

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某家電量販店から「おんどりゃ2年も店来んと来月でポイント失効じゃけん悔しかったら来店してみい!」というありがたいご忠告葉書が。

折角のお誘いなので、改めて金を出しては買わんDVDをポイント購入。

「ファイナル・デッドサーキット 3D」
(2009年/デヴィッド・R・エリス監督)


2D版と3D版の2枚組み。3Dは劇場と異なり昔ながらの赤青セロハン・メガネ方式(紙製メガネ4個封入)。

うーん・・ホログラフ的立体感は何となく感じますが、“飛び出す”ところまでは行きませんねえ。

セロハン・メガネの上から無理矢理通常のメガネかけて、部屋真っ暗にして正面から観たら多少違いましたが、それでも時々「お!」と思う所があるくらい。

鬱陶しいので結局2D版で鑑賞しました(大ボケ)。

まあもともと高邁な映画ではないので、景気良く人体破壊が楽しめれば特に文句はないのですが、「デッド・コースター」にはあった“1作目との繋がり”や“死の連鎖を断ち切る方法の推理と試行錯誤”がスコーンと端折られてアトラクション映画に終始しちゃったのがちと残念。

ただ、グロ描写はシリーズ1。終わり方のヒトデナシさ加減もナンバー1。

過去シリーズの名シーンを“レントゲン・コラージュ”したオープニングは素敵でした。

これ、劇場には行かなかったのですが、劇場だと効果満点な3Dを堪能できる反面、耳が腐りそうなお笑いタレントの吹き替えを聞かねばならなかったそうで(勿論、DVDにも収録。マジ酷い)。

このシリーズの客層とか少しは考えろよギャガ。

※関連:「これぞ人体破壊博覧会 デッドコースター」→2008年6月26日