デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

超マイナー・カタログ。 スティーブン・キング/ホラーの館

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スティーブン・キングをホスト役に、「なんでそんな作品選んだの?」なマイナー・ホラーを紹介していくカタログ・ビデオ。

スティーブン・キング/ホラーの館FINAL」(1989年/ジョン・シモンズ監督)

ただでさえマイナー・ジャンルのホラーの更にマイナーな作品ですからある意味貴重。

今や入手困難になってしまった「アメリカン・ゴシック」(写真下)や、中古市場で異様な高値が付いている「魔鬼雨」(写真上)、「鮮血の美学」、当時としては“幻の”作品であった「エル・ゾンビ/死霊騎士団の誕生」なんかが次々登場します(豪儀だねえ)。

関係ないですが、「エル・ゾンビ2/死霊復活祭」に出てくる知恵遅れの男がティーブン・キングそっくりです(眉毛が繋がっている所とか瓜二つ)。

で、このビデオの後半に「INITIATION OF SARAH」(ビデオタイトル「呪われた美人学生寮」←安い!安すぎる!)という作品が紹介されています。

地味ぃな女学生サラがカレッジ・クイーンに選ばれるのですが、これを妬んだ級友に酷い仕打ちを受け、サイキック・パワーで復讐・・・ってまんま「キャリー」じゃん。

キャリーが76年でサラが78年ですから間違いなくバッタもん。ホスト、スティーブン・キングだろ? 意味が分かりません(笑)。

そんなにデ・パルマの映画が気に喰わなかったのか、キング?

※参考:「エル・ゾンビ/死霊騎士団の誕生」→2008年3月27日
     「エル・ゾンビ/死霊復活祭」→2008年6月3日