秋の夜長に観たい名作映画ランキング? そりゃ勿論…
日本コカ・コーラが「秋の夜長に観たい名作映画ランキング」を発表しました(コカ・コーラ ファミリーパークでのアンケート集計)。
上から順番にタイトルのみ記すと、
「ローマの休日」「風と共に去りぬ」「ハリー・ポッター・シリーズ」「タイタニック」「となりのトトロ」「プリティ・ウーマン」「ゴースト/ニューヨークの幻」「ロード・オブ・ザ・リング」「ニュー・シネマ・パラダイス」「サウンド・オブ・ミュージック」
オープン・エンド・クエスチョン(自由記載方式)だと票が割れるので、選択式アンケートだと思いますが、まあ、主催者に誘導された不特定多数の嗜好の堆積がいかにつまらないかを示す好例ではないかと(曼荼羅畑で取り上げた作品が1本も無い!)。
リサーチ会社にいた人間(私)に言わせて頂ければ、一種のヤラセですよ、こんなもの。
秋/夜長=文藝/大作と捉えれば、「ゴッドファーザー(サーガ)」「ベン・ハー」「ドクトル・ジバゴ」辺りが鉄板かもしれませんが、私的10本を選ぶなら、
「天国の門」→2008年5月25日参照
「吉原炎上」→2007年12月30日参照
「マルホランド・ドライブ」→2010年1月25日参照
「新幹線大爆破」→2009年1月9日/2010年8月10日参照
「エル・トポ」→2010年9月1日参照
「江戸川乱歩全集/恐怖奇形人間」→2011年2月4日参照
「エクソシスト」→2009年3月10日参照
「マタンゴ」→2010年1月16日参照
「ゾンビ/ディレクターズ・カット版」→2008年1月1日
「仁義なき戦い/広島死闘篇」→2009年5月19日
ってな所でしょうか(文藝・・だよな・・うん、文藝だ。間違いない)。
カーペンターやアルジェント、ペキンパーや岡本喜八、押井守など捨てがたい監督作品が多々ありますが、まあ今の気分という事で。
秋の夜長の伴侶となれば幸甚でございます(Watch At Your Own Risk)。
※写真は全て「天国の門」。私はこの作品がここまでけちょんけちょんに貶され、蛇蝎の如く嫌われる理由が全く分かりません。ちいっと金と時間を掛けすぎてまとまりきらないまま公開されてコケた挙句にユナイトを倒産に追いこんだ厄ネタ映画ではありますが、私は名作だと思います。早くBlu-ray出してください。