安岡力也さんがお亡くなりになりました。
４月８日午前６時１分。心不全。６５歳。
俳優、ロック・ボーカリスト、ヘビー＆ミドル級キックボクサー、少林寺拳法５段、自称1/4シチリアン・マフィア、全身紋々、ホタテマン…。
1982年4月2日、飯田橋ギンレイホールで観た「嗚呼！おんなたち 猥歌」（1981年／神代辰巳監督）。
裕也さんに「突っ張るんじゃねえよ」と言われた力也さんが腰を落として「…突っ張ります」と返した時、近くにいた少年（多分、歳を誤魔化して入った）が「かっこいい…」と声に出してつぶやいた事を今でもはっきり覚えています。
その裕也さんに向かって「おめーなんかにロックが分かってたまるかよ！」と暴言（？）を吐いた「コミック雑誌なんかいらない」。
一転、鉄砲玉になるのが嫌で腹の皮を撃ち抜いて入院するヘタレヤクザを演じた「ネオチンピラ 鉄砲玉びゅ～」。
豪快に台詞を間違えているにも関わらず、気迫でＯＫテイクにしてしまった「実録・安藤昇侠道伝 烈火」。
隅にいるだけで空気が締まる存在感。
後楽園ホールで（偶然にも）連れションする形になった事もありました。
ご冥福をお祈りいたします。献杯。
※写真は上が「ネオチンピラ 鉄砲玉びゅ～」、中央が「新・仁義の墓場」。
※参考：「実録・安藤昇侠道伝 烈火」→2008年2月9日
「戦車vsフルチン遠藤。 FAMILY&FAMILY2」→2011年4月23日
「天誅！（そして友川かずき万歳！） ＩＺＯ」→2011年5月6日
「その魔性の銃を拾え！ 野獣死すべし」→2011年12月15日
