デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

この病気が酷い! 英国発最悪疾病映画30選

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風邪の季節、皆さん如何お過ごしでしょうか。お久しぶりの英国TOTALFILMランキング。

今回は「30 Most Gruesome Movie Diseases」(意訳:こんな病気で死ぬのは嫌だあ!ベスト30)。

  1. 栄えある1位は「キャビン・フィーバー」の“フレッシュ・イート・ウィルス”。病状写真はちょっと食欲を失くしそうなので割愛(笑)。以下、
  2. 「ダスク・オブ・ザ・デッド」の“スプリンター・ウィルス(トゲトゲ菌?)”、
  3. プラネット・テラー」の“DC2”、
  4. 「感染」の“グー・ウィルス(ベタベタ菌?)”、
  5. 「吐きだめの悪魔」(写真2枚目)の“テナフライ・ヴァイパー(ドロドロ酒?)”

がベスト5。

どれも負けず劣らずイヤイヤです。

にしても日本代表が「感染」(写真上:南果歩)とはちと意外。

今回のランキングは妙にマニアックで、大道を外れた珠玉の(?)作品が目立ちます。

7位に「ダイナソークライシス」の“ディノ・ウィルス(恐竜菌?)”、
9位に「ネズミゾンビ」の“ラット・ウィルス(ネズミ菌)”、
13位に「オン・エア/脳・内・感・染」の“ランゲージ(言葉菌?)”。

日陰の大道としては、20位に「シーバース」の“性病(ちいっと意味が違うような気もするが)”、22位に「処刑軍団ザップ」(写真3枚目)の“狂犬パイ”、26位に「ラビッド」の“ゾンビ・ウィルス”がランクインしています。

最も古い作品は29位「暗黒の恐怖」(1950)の“疫病(ペスト)”でした。

※全部知りたい人はこちら→http://www.totalfilm.com/features/30-most-gruesome-movie-diseases

大体目ぼしいところは取り上げられているのですが、敢えて選外から1本選ぶなら、

「エボラ・シンドローム/悪魔の殺人ウィルス」(写真下)の“エボラ菌”でしょうか。

菌そのものよりも、感染者(アンソニー・ウォン)が最悪の極みでした。

では、皆さん、大気中の色んなものに気をつけて冬を乗り切ってください。

※参考:「空前絶後の破壊力!凄すぎるぞ香港!エボラ・シンドローム」→2009年2月16日

■追記

本当は「ネオ・ウルトラQ」第5話「言葉のない街」をレビューする予定だったのですが、何というか語るべき言葉がまるで浮かんでこないので諦めました。

善きにつけ悪しきにつけ、作品と自分の相対的位置関係を言葉で示すのがレビューのあるべき姿かと思うのですが、そのためにはまず、作品からの“一撃”が心に波紋を作らなければなりません。

こちらの感度が低いという問題も当然ありますが、観終わっても何も感じないのですよ。心にそよとも風の吹かない凪な状態。

正に文字通り「言葉のない」回でした。終りまで付き合えるかな、俺。