デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

あの男を忘れるな。 英国発“重力無視の名場面30”

イメージ 1

英国Totalfilmが“重力をものともしない映画名シーン30(30 Greatest Gravity-Defying Movie Scenes)”を発表しました。

第1位は「E.T.」の自転車ぴゅーん。

第2位は「マトリックス」冒頭のトリニティがふわ、ぴた、ぐるーん。

第3位は意表を突いて「マン・オン・ワイヤー」。

以下、こっちよりの作品は、第8位「エクソシスト」のリーガン浮遊、第13位「エルム街の悪夢」の血まみれ姉ちゃん天井散歩、意外な所で第28位「ザ・クラフト」の魔女パワーで空中浮遊、なんて所がランクイン。

※全部見たい人はこちら→http://www.totalfilm.com/features/30-greatest-gravity-defying-movie-scenes

残念ながら日本勢の入選はゼロ。しかし、この人を忘れちゃいけません。

誰って「直撃!地獄拳」シリーズの千葉真一ですよ。

超強力瞬間接着剤で貼り付けたグリップ棒を伝って天井を這うという「お、お前、絶対頭悪いだろ!」な特技を持っています。

写真2枚目は1作目、2枚目3枚目は2作目「大逆転」の名シーン。

「大逆転」では、レーザートラップのある通路を天井伝いに通る荒業披露。

落ちればレーザーで黒焦げという緊張感溢るるシーンにも関わらず、後続の郷えい治に向かって放屁するという仲間想いな野郎です。

自分で足場を作りながら、天井でロッククライミングをしているわけですが、どれだけの握力、腹筋・背筋を具備すれば、こんな馬鹿げた事が出来るのか。

ソニー千葉の辞書に重力という言葉はありません。

 

★ご参考