シューティング・リヴァイ。 進撃の巨人/第14話
OP/EDが刷新されて後半戦突入!
前期OPの画と音が刷り込まれてしまったので、何度かリピートして体に馴染ませないと…(一聴して「すげー!」って感じにはなりませんが、じわじわ来そうな予感)。
画はコマ送りで観てみよう。何か色んなものがフレーム単位で写りこんでいそうなので。
「進撃の巨人/第14話・まだ目を見れない―反撃前夜 宗廖2013年7月17日BS11放送/江崎慎平・大西景介演出)
依然、地下牢に拘束されたままのエレン。
「まさか俺、一生このまま?」なんてブルーな気分になった時、鉄格子越しにハンジさんがアップでドドーンとフレーム・イン(写真1枚目)。
ええっと、原作・楳図先生でしたっけ?(その目怖いよ!)
手枷付きで連れてこられたのは審議所。議題はエレンの処遇(場合によっては処理・処分)。
憲兵団の手によって解剖後、英霊として殺処分されるか、調査兵団預かりとなって壁外に出るか。運命の鍵を握るのは、三つの兵団を束ねる男、ダリス・ザックレー総統。
エレンに不利な報告書を書いたリコを睨みつけるミカサ。愛の前には年齢も階級も関係ありません。
恐怖に支配された人間が度し難いのは古今東西違いなし。根拠の無い安寧を妄信する輩が騒ぎ立てて傍聴席はあっと言う間に魔女裁判の様相に。
この亡者どもが。こうなったら思ったこと全部ぶちまけてやる。
「いいから俺に全部投資しろ!」
エレンの叫びを断ち切ったのはリヴァイの眼の覚めるような回し蹴り。
そして膝蹴り、サッカーボール・キック。連打される顔面蹴りはかつてユニバーサルのリングで繰り広げられた藤原善明対スーパータイガー(佐山)のノーフォール・デスマッチの如き凄惨さ。
流れる鮮血、飛び散る奥歯。般若夜叉の形相でリヴァイに殺視線を飛ばすミカサ。
この効果的な(?)演出の甲斐あって、エレンは調査兵団預かりに。
原作にはなかった、裁判前の各人の思惑(特にエルヴィン団長とピクシス司令)が描かれていたのは裁判を盛り上げる効果的スパイスになっていました。
さて、壁の外で調査兵団を待っているものとは…。