![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/z/zombieito/20190828/20190828041403.jpg)
「そのサンダルフォンは士道の願いによって召喚されたものだ。
ならば、それを叶えるのは士道の他に誰がいよう。
心を落ちつけろ。そして思い出せ
士道は今、何をしたいのか。
士道が今願っているものは何なのか。
それ以外は些末な事だ。捨て置け。
ただひとつ、心の中に願いを思い描いて剣を振れ!」
デレデレのチョロイン十香が何故かここだけ男前!
「デート・ア・ライブⅡ」(2014年4月-6月放送/元永慶太郎監督)
作画が酷い酷いの大合唱でなかなか良い噂を聞かない2期。
確かに、ハルヒ以降“作画技法の見本市”がお約束となった感のある“学園祭ライブ”の出来は今ひとつふたつみっつでしたし、アングルが平坦で動きが無かったり、時にキャラデザが崩壊寸前だったりもしましたが、まあ、いいじゃないですか。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/z/zombieito/20190828/20190828041410.jpg)
全10話という短期決戦(このフォーマットやめましょうよ、角川さん)の中で、
・新キャラ大量投入
・1期レギュラーに新たな見せ場
という欲張り編成を敷きながら、全体のバランスを崩さないという構成の妙を評価します。
レギュラーで特に光っていたのが、ラタトスク副司令官・神無月恭平と時崎狂三(ときさき くるみ)。
神無月はその変態(真正ドM)ぶりに磨きと拍車がかかっておりましたが、同時に攻撃指令官としては神憑り的に有能である事が証明されました。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/z/zombieito/20190828/20190828041414.jpg)
お、お前の頭の中には“京”が入っているのか?な予測演算能力。
時崎狂三は中盤以降の(再)登場ながら、完全に見せ場を持って行ってしまいました。
後半の主役である歌姫・誘宵美九(いざよい みく)がほとんど引き立て役。裏ヒロインと言うべきポジションを確立してしまいました。
![イメージ 4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/z/zombieito/20190828/20190828041417.jpg)
三石琴乃による大真面目なオープニング馬鹿ナレーションも健在。
“百合、それは耽美と倒錯の世界。
今、士道の前に禁断の扉が開かれる。
大丈夫。怖いのは最初だけ…”
![イメージ 5](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/z/zombieito/20190828/20190828041421.jpg)
DEM社の介入、そこに幽閉されているらしい精霊の存在、反転(裏モードみたいな感じ)し別人格となった上に冗談じゃない強さを見せた十香、空間震と関係があるらしい士道の潜在能力…など謎の風呂敷は広げたい放題。
これは3期あるのか、と思ったら次は劇場版。エグい商売だなあ…。
1期の内容と基本設定はこちら→http://blogs.yahoo.co.jp/shinbashi_naki69/32983399.html