
365に続く3期。ゆの、宮子が2年に、沙英、ヒロが3年に進級。
ひだまり荘には1年生の新入居者が2名。
ひだまり荘には1年生の新入居者が2名。
レギュラーが一気に6名に。
「ひだまりスケッチ×☆☆☆[北米版BD-BOX(特別編含む)]」(2010年1-3月、10月放送/新房昭之監督)
歌っているのはゆの、宮子、沙英、ヒロの4人ですが、新人加えた6名が動きまくるOPは賑やかさと楽しさにおいてシリーズ1だと思います。

本編はいつも通りのあったか日常スケッチですが、今回は時間軸の振れ幅がいつにも増してフリーダム。
ゆの、宮子らの入学以前、201号室の住人にして“ひだまり荘には美術科の変わり者が集まる”という評判を決定づけたミサト先輩のエピソードも。

本編放送終了後の特別編に収録された沙英の代の入学式エピはお気に入り。
宮子と並んでイチオシのキャラ、夏目のツンデレ・エピソード1。
入学当日、母親が仕事で入学式に一人で行かねばならなくなった夏目。
電車が止まり、道に迷い、下駄箱を間違え、只でさえ一杯一杯だった感情がこぼれようとした時に助けてくれたのが沙英。
沙英が好きで友達になりたいのに、うまく気持ちを伝えられず、突っかかったり対抗したり(痛すぎるツンデレ)。
沙英が書いた小説が載った雑誌は毎号欠かさず買い、匿名でファンレターまで書いているのに。
たまに沙英から優しくされると真っ赤になって狼狽して、喜んで…。
ホント、いい子です。夏目は。

特別編から丁度1年後に放送された「SP」では、シリーズ初のレギュラー6名によるOPが。
皆で彫刻の原(森ではない)美術館に行き、温水プールで泳ぎ(ゆのが金槌から木槌になり)、パジャマ・パーティをし、ビニールプールでカーテンを洗い、大家さんに焼肉を奢ってもらい…。
シリーズを追う毎に、監督の作家性(まど★マギっぽさ?)が薄れて、ライトで観やすい作風になっていると思います。