吹雪、行きま～す！ 艦隊これくしょん－艦これ－♯1

陸のガルパン、空のストパン、そして海の艦これ。

「東京喰種」の2期と並んで今期一番の期待作ですが、果たしてゲーム未プレイ者がどこまでついて行けるのか。

「艦隊これくしょん－艦これ－／第1話・初めまして！司令官！」（2015年1月9日深夜BS11放送／本多美乃演出）

“五省”から始まる重々しいナレーションは榊原良子。いきなり豪華。しかも動き早！

雰囲気が「百花繚乱 サムライガールズ」っぽいな、と思ったら監督が草川啓造（←百花繚乱OPのコンテ・演出担当）。

海の底から出現した謎の艦艇群“深海棲艦”。

駆逐艦級から超ド級大型戦艦まで多彩を極める深海棲艦の攻撃によって人類は制海権を喪失。

その脅威に対抗できるただひとつの存在が、在りし日の艦艇（いくさぶね）の魂を持つ娘たち“艦娘（かんむす）”。

艤装（ぎそう）と呼ばれる武器を装着し生まれながらにして深海棲艦と互角に戦う能力を持つ艦娘たちによる制海権奪還作戦…というのがお話の基本骨子。

主人公は第三水雷艦隊所属、特型駆逐艦の吹雪。

未知なる敵に戦闘経験ゼロの少女が“お姉様”に憧れつつ仲間と共に生長していく…キャラの数が死ぬほど多い（脳がサーバダウンします）のを除けば、「トップをねらえ！」「ストライクウィッチーズ」に連なる王道ストーリーです。

ゲームがどこまで補完再生されているか、の検証はマニア諸氏にお任せするとして、私は純粋にアニメとしての感想を。

初回のキモはやはり“発艦”の段取りをどこまで細かく見せるか、だと思います。

“マジーン・ゴー！”であり“フォースゲート・オープン”であり“リフトオフ！”のシークエンスです。

出撃ボタンに飛び乗り、艤装が装着され、カタパルトが開いて加速、背面（主砲）と手持ちの砲台を受け取って発進。素晴らしいワンダバ感。

武器は物理砲撃なのかと思ったら、放たれた弓矢が光って別れてゼロ戦に…。

そして、ゼロ戦の操縦席には妖精さんが！

とりあえず1話で説明すべき事はひととおり描かれていたのではないかと思います。

ただ、できれば各キャラ登場時にテロップ入れて欲しいなあ。

キャストクレジットがキャラ縛りではなく声優括りになっていて大笑い。

佐倉綾音一人で「長門」「陸奥」「川内」「神通」「那珂」「球磨」「多摩」「島風」8役！

こりゃ演る方も観る方も大変だ（笑）。

★ご参考

 

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