「さ、リョウちゃん、僕らの頭をお食べよ」
ア●パンマンでお馴染みの台詞ですが、パンを唐揚げに変えるだけで、一気に絵柄がクローネンバーグに。
おにぎり娘の頭にかぶりついて振り回されるリョウ(踊り喰い?)。
アバンでこの飛ばし様。4話目にしてシャフトが本気(どんな?)を出してきました。
校内工事のため急遽来週末が休校となってしまった美術予備校。
「来週は…きりんが…来ない! ひ、独りぼっち!!」
動揺を隠し切れないリョウ。頼みの椎名は“水に濡れただけで1週間寝込む”特異体質である事が発覚。時あたかも梅雨。レインコートで完全防水したものの車の跳ね上げる飛沫が直撃して轟沈。
独りで過ごす週末。きりんにメール打ちまくるリョウ。完全にヤンデレ化しています。
こんな時こそ料理よ!とサラダ風冷やし中華。勢い余って二人分。
きりんの席に影膳(?)添えて(おいおい)。食べるアングルがまたシュール。ダリオ・アルジェントが好きそうな無意味なカメラ・ポジションです。
独りの食事はやはり味気ない。ならば勉強。資料探しに図書館へ。
そこは小さい頃、おばあちゃんとよく行った場所。司書のおねえさんと昔話。
ここで、おばあちゃん、実はとんでもない料理下手であった事が判明。「料理が上手くなる本はないですか?」と涙目で訴えてきたそうです。
レシピも本の通りではなく、塩分控えめ、甘み大目のリョウ仕様にアレンジしていた事も分かる“ちょっといい話”。
お昼は昔のようにコンビニで。看板にロゴはありませんが、良く見るとガラス扉にFamily Martの文字が。
レジには昔のままの強面オヤジ。買ったのはツナマヨネーズおにぎり(海苔パリパリ)と唐揚げ(しょうゆ味)とオレンジジュース。デザートはなめらかカスタードシュー。
これまでは、手間のかかる料理だったので、「喰いたい、でも作れない、諦めよう」と自分を納得させる事ができましたが、今回はコンビニ食。腰をあげる勇気と小銭があれば手に入る…どうする?!
何だ、このレジ周りの緻密な描き込みは?!
リョウのツナマヨの食べ方が前衛的。未だかつてこのような食べ方をする人にお目にかかった事はありません。
カスタード 吸い出す口の 悩ましきかな
何なんだ、この可愛らしい生き物は?!