デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

黒髪・黒ストは正義。 少女たちは荒野を目指す ♯1

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『今これだけは言える。この世界は荒野よ。
 純粋なだけでは食い物にされる。
 ただ好きなだけでやっても生き残れない。
 野望を胸に燃やす者のみが、この過酷な荒野で夢に挑む事ができる』
 
何だ、そのマッドマックスのような北斗の拳のようなバイオレンス・ジャックのような世界は。
 

少女たちは荒野を目指す/第1話・夢見る少女」

201617TOKYO MX放送/佐藤卓哉監督)
 
“取りあえず第1話くらいは観てみようか”新春編。
 
舞台は神奈川県のとある学園。演劇少女の舞台で幕を開けたと思ったら、やたらコミュ能の高い男子の日常にシフト。
 
この男・北条文太郎(ほうじょうぶんたろう)の好感度が半端ありません。クラスは元より先輩、バイト先、地域住民の間でも人気者。「たまこまーけっと」のたまこ状態。
 
普通なら「!」となる所ですが、こちらにも好印象が伝播するのは彼が厄介ごとを積極的に引き受ける度量を持っているから。
 
この日常に割って入ってきたのが文太郎と同じクラスの黒田砂雪


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男子トイレで壁ドンかましてデートの申し込み。場所は七浜・百景島シーパライソ(そのまんまあそこです)。
 
のっけからデート回とは豪儀な。結果、砂雪は文太郎に“合格”の称号を与えて秋葉原へ(八景島からだとちょっと距離あるぞ)。
 
お馴染みのお店の美少女ゲームコーナー。そこは18,800円の勝ち組ゲームから500円均一の負け組ゲームまでが並ぶ弱肉強食の世界。


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「北条くん、私と一緒にゲームを作らない?」
 
何と荒野とは美少女ゲーム業界の事でした。ん? これって冴えない彼女の育てかたとモロ被りしていないか?
 
特にエキセントリックで黒髪・黒ストの黒田さんは、霞ヶ丘詩羽と被りまくり。
 
落下系乗り物が苦手な所とかは、同じく黒髪・黒ストの雪ノ下雪乃(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている)とも被ります。


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左から黒田砂雪、雪ノ下雪乃霞ヶ丘詩羽
 
とは言え、こういう不思議美少女に振り回される展開は嫌いじゃないので、しばらく付き合ってみようかと思います。
 
※「冴えカノ」の2期はいつからなんだろう…。



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