ゲーム三昧で引きこもって深夜のコンビニで夜食購入。瞬きしたら見知らぬ街。
『どうなってんだ?…これはひょっとして異世界召喚って奴ぅ?!』
事故にも遭わず、女神にも逢わず、ノーイベントで異世界へ(ジャージ姿はお約束)。斬新と言えば斬新…か。
「Re:ゼロから始める異世界生活/第1話・始まりの終わりと終わりの始まり」(2016年4月4日TV東京放送)
ナツキ・スバル。不登校児。有り余った時間は理由もなく木刀振って筋トレ。結果、握力70kgオーバー。何の因果か異世界へ。
『ファンタジー異世界と仮定して文明はお約束の中世風ってとこか。亜人ありありの世界感でたぶん戦争とか冒険ありあり』
ゲーム脳になっているとは言え、順応早すぎじゃねえかスバル。
初期装備はさっきコンビニで買ったとんこつ味カップ麺とポテチ。後はガラケー。
チンピラに絡まれボコられる強制イベントを経て、ハーフエルフの少女と出会い…。
と、ここまでの流れででっきり「このすば」に連なるお馬鹿属癒し系かと思いましたが、後半一気にシリアス&スプラッターな展開に。
何と本作、一度起きた悲劇を回避すべく何度となく時計の針を巻き戻すリフレインものでした。
『STEINS;GATE』『まどか☆マギカ』の流れを汲む「守る、助ける、繰り返す、何度でも」な物語。
記憶は保持していますが、ひとつ前に発生した齟齬が次のリフレインに微妙に影響している(最初に少女に出会ったイベントを2回目に飛ばしたために、3回目では見ず知らずの間柄になっている、など)のが面白い。
先の読めない展開に期待が高まります(外すなよ…)。