ついに原作から分岐？ 亜人 ♯17-18／コミックス第9巻

 

『どの辺りが作戦だったんだ？　永井君』

 

第17話放送時、フォージ安全代表取締役・甲斐敬一と社長秘書・李奈緒美の暗殺ニュースの場面で「あれ？」っと思った人、多かったんじゃないでしょうか。

 

何気にホテルの一室であっさり殺されてしまったようですが、原作(コミックス７巻-現時点最新９巻)ではフォージ安全本社ビルを舞台に攻める佐藤、迎え撃つ永井という一大攻防戦が演じられた見せ場回でした。

田中のキャラクターが深彫りされたフォージ安全ビル攻防戦。

 

佐藤の意識を離れて自走するIBM、佐藤に銃を向けてまで秘書・奈緒美の命を守ろうとする田中、そして佐藤とタイマン張って無念の退場を迎える平沢さん。

 

勝負は佐藤の圧勝。何とか現場から離脱できた永井と中野も袂を別つことに。

尾羽打ち枯らしたチーム戸崎。佐藤相手に打つ手無し。

 

ドラマとしてもターニングポイントと言うべき重要シーンのつるべ打ち。ここをまるっと飛ばしてしまうとは…。

 

結果、アニメが原作を追い越して独自ルートに突入。幸いだったのは平沢さんがまだ存命であること。

 

アニメ第18話「クロちゃん、お願い」では、戸崎が米国防総省の手に落ちてしまいました。しかもその日は大臣の外出日。戸崎の“討たせて殺（と）る”作戦発動日に司令塔不在。

 

“ピンチはピンチ。チャンスもピンチ”（by比企谷八幡@俺ガイル）な状態で打てる手はあるのか？（しかも佐藤は着々と秘密兵器を組み上げ中）

『秘密兵器かぁ。こういうの作ってみたかったんだよな』

お、奥村くん、君は一体何を作っているのかな？　まさか貧者の核兵器とかじゃ…。

 

のっぴきならない状況で、ピンチ姫戸崎救出、大臣警護、佐藤迎撃のトリプルクエスト。果たして勝算は？

 次回は下村泉ちゃんの(不幸な)過去エピも挟まれるようです。

※シリアスな本編を笑い飛ばすコミックス9巻限定版付属のDVDについては明日。

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