gooランキング編集部が20~30代男女各250名を対象にアンケート調査(複数回答可)を行い『最も「極道役」が似合っていた男性芸能人ランキング』を発表しました。
TOP10は上から順番に、竹内力、白竜、松方弘樹、中尾彬、哀川翔、遠藤憲一、西田敏行、寺島進、ビートたけし、小沢仁志。→全順位(50位まで)はこちら。
待て待て待て。文太・哲也が入っていないのもびっくりですが、成田三樹夫が50位にも入っていないってどういうことだ?!
力さんも翔さんも大好きですが、演技が漫画過ぎて“似合っていた”とは…。
惚れ惚れするほどかっちょいいけど決してお近づきにはなりたくない、それが銀幕の極道というものでしょう。
トップは問答無用で
★成田三樹夫(gooランキング圏外)
★渡瀬恒彦(gooランキング圏外)
で決まりです。
『この馬鹿垂れが! 高梨の叔父貴がよう、刑務所(なか)でこんなに言うとった事はほんまの事でい! 殺(と)るんならなしてこのワシを殺りに来んのなら?! おお!』
「仁義なき戦い/広島死闘篇」より松永弘(成田三樹夫)の台詞。
インテリなスマートさを纏った成田さんとは逆に渡瀬さんは抜き身。それは実生活も同様。
元キックボクサー(お爺ちゃんマフィア)の安岡力也をボコり(半殺しという説あり)、舘ひろし率いるクールスを「調子に乗っている」という理由でボコり(その後で川に放り込んだらしい)、サニー千葉をパシリに使い、ガッツ石松をして「恒さんに比べたら大したこと無い」と言わしめ、喧嘩番長・誠直也に唯一の黒星をつけた男。
この二人の入っていないランキングなぞ論外。やり直しです。
余談ですが、東映時代の渡瀬さんは“マッドドッグ”と呼ばれていたそうです。ひょっとして渡瀬さんが主演した「大激闘/マッドポリス80」のタイトルって(もしくは渡瀬さんがキャスティングされた理由って)…。