『というわけで…お前さんは死んでしまった。ちょっとした手違いで迅雷を下界に落としてしまった。本当に申し訳ない』
『分かりました』
『えぇ!?いいのか?では罪滅ぼしに何かさせてくれんか?君の望みを聞きたい』
『望みですか…じゃあこれを向こうの世界でも使えるようにできませんか?』
「異世界はスマートフォンとともに/第1章・目覚め、そして異世界。」
スマートフォンはROM専ですが、神様とのホットラインは双方向。
最初に知りあったのはエルゼとリンゼのシルエスカ姉妹。勝気な姉(髪ロング)とおっとり型の妹(髪ショート)。はて、こんな姉妹以前にもどこかで…。
神様のハンドパワーで身体能力は向上(相手がチンピラ程度なら動きがスローに見える…ってそれ加速装置じゃん。00ナンバーかよ)していますが、魔法適性も具備。
おっと、その得物は“ちゅんちゅん丸”か?
魔法は適性が無いと使えない、という設定なのですが、冬夜は水・火・土・風・光・無属性全ての魔法に適性が。それもパワーが半端無い。
『水よ来たれ』『火よ来たれ』『風よ来たれ』
とんでもないご都合主義の数々が何故か安心に転化する異世界日常グラフィティ。週中の癒しには丁度いいかも。
おまけ