デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

何気ないやりとりがかっちょいい。 名会話選手権。

イメージ 1

 

『お礼に何を?』『俺が死んだら情けを』
 
過去のない男のちょっとグッときた会話。原語はフィンランド語ですが英語だと、
 
What do I owe you?」「If you ever find me face down in the gutter,turn me around to my back」で、「もし俺がドブの中でうつ伏せになっていたら仰向けにしてくれ」なんですね。
 
これを「俺が死んだら情けを」と訳す。素晴らしい字幕だと思います。
 
という訳で、単体でビタっと決まる名台詞とはちょっと違う名会話。何気ないやりとりの中にかっちょ良さがにじみ出る。
 
We did it?」「We did it!
 
妖星ゴラス矮星の地球衝突を回避した時のやりとり。「やったか?」「ああ、やったぞ!」
 
「やったか?」が死亡フラグにならない唯一の例ではないでしょうか。
 
Can I Help You?」「Just Coffee
Cream or Sugar?」「Just Black
 
ストリート・オブ・ファイヤーマイケル・パレのダイナー・オーダー・マニュアル。
 
字幕にしてしまえば「注文は?」「コーヒー」「クリームか砂糖は?」「ブラックで」という深みのないものになってしまいますが、「Just」という枕詞がかっちょいいじゃないですか。
 
Did you ride that thing all the way out here to see me?
I did, Lyle
 
ストレイト・ストーリーの老兄弟和解の瞬間。こちらは逆に「あれ(トラクター)で来たのか」「そうだよ」という簡潔な字幕の方が味わいがありますね。
 
How could you?」「It was easy
 
女の腹に鉛を1発。「どうして(撃てるの)?」「簡単なことさ」。「探偵マイク・ハマー/俺が掟だ」
 
You're a born loser」「Yeah, I even lost my cat
 
「所詮お前は負け犬だ」「ああ、おかげでネコにも逃げられた」やはりプレゼントは鉛玉。ロング・グッドバイ
 
He said there's a storm coming in」「I know
 
「嵐が来るそうだ」「…知ってるわ」
 
最新作では復帰するそうです。元祖サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)。ご存知ターミネーター
 
〆はダーティハリー4
 
Well, we're not just gonna let you walk out of here
 Who'se we sucka?
Smith and Wesson... and me
 
この後に名台詞Go ahead. Make my dayが続きます。
 
 
イメージ 7イメージ 8←ランキング投票です。よろしければワンポチを。