邂逅。 シュタインズ・ゲート ゼロ ♯2

 

『岡部倫太郎さん？初めまして。牧瀬紅莉栖です。どうぞよろしく』

 

（彼女が…そこにいた…。すぐ…傍にいた…あの声と…あの姿で…）

 

嬉しすぎて辛すぎる邂逅。

 

「シュタインズ・ゲート ゼロ／第2話・閉時曲線のエピグラフ」

（2018年4月20日BS11放送／土屋浩幸演出）

 

データ化された人間の記憶を基に作られた「心」を持つ人工知能アマデウス。

 

ヴィクトル・コンドリア大学／脳科学研究機構がセミナーに持ち込んだデモ・プログラムには“どう見ても中学生”な21歳、比屋定真帆（ひやじょうまほ）の78時間22分前の記憶をデータ化した人格が。

 

セミナー後のパーティで打ち解けた岡部と真帆（合コンの成果が出ているじゃないか、岡部）。

お、岡部が女性と普通に会話している！

 

岡部と紅莉栖に親交があったと知った脳科学研究機構所長のレスキネンは『そういうことなら真帆。ミスター岡部を会わせてあげてはどうかな？彼女に』

 

アマデウスには真帆の他にもう一人、サンプルとして研究者のデータがインプットされていました。それが、

 

牧瀬紅莉栖…！

 

アマデウスにインプットされているのは3月時点の紅莉栖の記憶なので、岡部と知り合う以前。ちゃんと期間の整合性がとれています。

 

誰よりも紅莉栖を知っている岡部と岡部を知らない紅莉栖。

 

（ああ…この不機嫌で強がりで人一倍好奇心が強くて負けず嫌いな…紛れもない…牧瀬紅莉栖だ…）

岡部と出会って加速度的にツンデレになっていくアマデウス紅莉栖。

 

そら泣くわ。ただでさえメンヘラでお薬おかわり状態なところにその原因が実体ではないが幻でもない、そこにいるのに触れられない、なんて姿で現れたら…。

 

もう依存街道まっしぐらでしょ。しかしこれが鳳凰院凶真復活に繋がると信じています。

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