『お前が存在しなかったことになるんだぞ! いなくなるだけじゃない…
誰も!お前が存在したことすら…』
『でも、あなたは覚えていてくれるんでしょう?』
レスキネン教授の陰謀を阻み、レイエス教授の介入も阻止して米国によるタイムマシン爆破を回避した…つもりが今度はロシアが参戦。
どうあがいても世界線は収束し、まゆりと鈴羽はタイムマシンと共に爆破されてしまう。どうすれば…。そもそもロシアがタイムマシンの存在を知ったのは何故だ?
『もしオリジナルの紅莉栖を救える力になれるのなら…この美しい世界を救うために私がこれまで存在していたのだとしたら…それはとてもロジカルで、とてもロマンチックな事じゃない?』
Dメールなら送れるがこれを使えばセルンに捕捉され更にややこしい事に。
ここでダルが過去と現在をEメールではなくラインで繋ぐDラインを開発していた事が判明(ご都合主義って言うな!)。
この試作アプリを持っているのはダルのみ。だからDラインはダルにしか送れない。過去のダルへの密命。「ビクトル・コンドリア大学の脳科学研究所のサーバーに侵入して、研究中の人工知能アマデウスのデータを破壊せよ」
扉を開く鍵は最高管理権限保持者・真帆の音声による制御コード。
一体何度目になるのか。岡部と紅莉栖の別れの言葉。そしてオリジナル紅莉栖の死に直面して号泣していた真帆は最後に残った紅莉栖の記憶を自らの手で…。
真帆にエールを送り、別れを告げる紅莉栖の作り笑いが悲しすぎる。
そして遂に世界線は…。
前回、盛り上げ放題盛り上げて結果徒労だったという展開はいささか肩すかしではありましたが、アマデウス紅莉栖との別れという泣き要素はこれを補ってあまりあるものでした。
次回、いよいよ最終回!
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