『僕さ、いつか必ずオカリンは僕らの先頭に立って指揮を執ってくれるって信じてるんだよね』
『乗ってくれるかな。オカリンおじさん。タイムマシンに』
『その時が来たらきっとね。同時に鳳凰院凶真も復活するわけ。
不死鳥の名は伊達じゃない的な。中二病乙的な。
だって未来ガジェット研究所はオカリンがいてこそだから』
『父さん、すごく恥ずかしい事言ってるの自覚してる?』
自分が存在しなくなることが分かっていながら、まゆりが生存する世界線へ岡部を押し返した牧瀬紅莉栖。
世界線修正に逸るあまり岡部に銃を向ける鈴羽の焦燥。
『今あの夏に戻ったとしてあるのはあの悪夢の繰り返しだ!』
『だからって今の世界線のままでいいの?
第三次世界大戦が起きて沢山の人が死ぬ!何も回避できない!
それがこの世界線なんだ!』
それをを父として優しく包み込み、時が来れば必ず鳳凰院凶真が何とかしてくれると信じるダル。
恋人、父娘、親友。シュタゲは信頼と絆の物語なんだなぁと今更ながら。
前話まで強烈な引きが続いたので、静かに終わった今回はあっさり目な印象ではありますが、新事実&新展開目白押しな回でもありました。
何故か岡部とシンクロして昏倒したのがフブキちゃん(←本名じゃなかったんだ)。
覚醒したフブキちゃんにはα世界線での記憶が「夢」として。ここにもリーディング・シュタイナーの能力保持者が。
『ちょっとリアルな夢見ちゃって…その…まゆしぃが…
夢だよ!あくまで夢の中でだけど…まゆしぃがいなくなってて…
私がフェイリスさんのカフェにいるのね。
するとそこにオカリンさんが来て…』
周辺状況は継続して不穏。アマデウスの乗っ取りは防いだものの、比屋定真帆のホテルには泥棒が入り、和光のオフィスではガス爆発騒ぎまで…。
狙っているのは牧瀬紅莉栖が完成したタイムマシン理論(その原型は紅莉栖の実父・中鉢博士の手でロシアに。←多分、これに対抗するため、西側がアマデウスに格納されている紅莉栖の記憶もしくは牧瀬紅莉栖が残しているかもしれないスタンドアローンのデータを狙ったものと思われる)。
確信に迫りつつある岡部。鳳凰院凶真の復活まであとどれくらいか(にしても実物紅莉栖もアマデウス紅莉栖もいないからって、脳内紅莉栖と会話してしまうとは。これは最早リーディング云々通り越してフォースと言っていいんじゃなかろうか)。
おまけ
相変わらずメールだとお茶目なシャイニングフィンガー桐生萌郁。
LINEという武器を得て、更なる進化を(シュタゲスタンプを使うメタ世界)。
←ランキング投票です。よろしければワンポチを。