デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

祝!映画化。 この素晴らしい世界に祝福を!/第12巻 女騎士のララバイ【Blu-ray同梱版】

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『…なあ、カズマ…お前は、めぐみんの事が好きなのか?』

 

俺の名は佐藤和真。

一時の色香や感情に流されたりはせず、そう簡単に重い責任を背負ったりはしない男だ。

 

“このすば”は所謂ラブコメからは距離を置いている(そういうのは薄い本に任せている)と思っていたので、このド直球なラブコメ展開はちょっと意外。

 

この素晴らしい世界に祝福を!/第12 女騎士のララバイ【Blu-ray同梱版】」2017724KADOKAWAより初版発行/暁なつめ著)

 

劇場版の報道を見たらむずむずと動画が見たくなり、同梱のBlu-ray目当てで中古を購入。

 

12巻という超中途半端な所から読み進める羽目になりましたが、これがなかなか好物な展開。

 

カズマと“仲間以上、恋人未満”の関係になりたいと申し出ためぐみん。経験値のどこをひっくり返しても女の子とのお付き合いデータがなく、対応に苦慮するカズマ。

 

『このままがいい』と願いながらカズマを盗られてしまうのが辛くて怖いダクネス

 

『私じゃダメか…? …なあ、私じゃダメか…っ?』

 

“出会った時からぶっちぎりでダメだった”女、ダクネスが乙女街道を全力疾走。

 

ダメなのに愛おしい。

 

あーこりゃちゃんと原作読まないといかん流れだわ。取りあえずここから遡行してみるか。

 

原作信者の神経を逆なでする“展開を無視した喰い散らかし”パターンですが、KADOKAWA的には「釣れた!」なんでしょうね(すぐ買いに行きましたよ11巻。KADOKAWA、お前の勝ちだ!)。

 

本来の目的物だったBlu-rayこの素晴らしい世界に祝福を!2/第11話・この素晴らしい芸術に祝福を」はいつものメンバーのいつもの日常。本編1期クライマックスで登場したとあるキャラの過去が明かされます(うわあ、そこに繋がるのか、というオチが最低で笑えます)。


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新作劇場版この素晴らしい世界に祝福を! 伝説」(紅魔の里が舞台っぽい)は2019年公開予定(アバウトだな~)。


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劇場版メインビジュアル。不穏満開。


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