昨日ご紹介の「孤狼の血LEVEL2」の白石和彌監督によるリメイク版「仮面ライダーBLACK SUN」が無事クランクアップを迎え、最新ビジュアルが公開されました。
今回はBLACK SUNに加え、親友にして宿敵となるSHADOWMOONも。
ううむ、こう来たかぁ。
オリジナルBLACKも「生物的(手袋やブーツなどを排した外骨格的)」なデザインでしたが、全体的にシンプル&スマートな印象でした。
特にシャドームーンはメタリックな佇まいがやたらクールでかっちょ良かったのですが、う~ん、何かコテコテ(ムキムキ)していて俊敏なイメージがありませんね。
オリジナルBLACK&シャドームーン
92年の「真・仮面ライダー 序章(プロローグ)」👇も生物的&ムキムキで、すげー重そうな感じでしたが(因みに監督はBLACK第2話撮った辻理)。
でもまぁ白石監督ですし、そこいら辺はあれこれ踏まえたスタイリッシュな演出になるのでしょう(フォローになってる?)。
という訳で予習と復習を兼ねてオリジナルBLACKの冒頭部分をプレイバック。
「仮面ライダーBLACK/第1話・BLACK!! 変身|第2話・怪人パーティ」(1987年10月4日・11日放送)
改めて観ると豪華な面子です。
脚本が東京破壊魔人・上原正三、主題歌は宇崎竜童&阿木曜子。主人公・南光太郎(倉田てつお)の義父役に日本一の馬鹿殿役者・菅貫太郎。2話にはゲストで黒部進に泉じゅん。
そして監督はスーパー戦隊シリーズからメタルヒーローシリーズまで手掛けている小林義明(1話)。
秘密結社ゴルゴムの創世王(←太陽黒点の消滅と同時に寿命が尽きる)の後継者候補として拉致・改造された南光太郎と親友の秋月信彦(どちらも日蝕の日、同日同時刻に誕生)。
光太郎は記憶を消される寸前に逃亡。信彦は光太郎逃亡時の事故で傷を負い、蛹の状態で覚醒の時を待つことに。
光太郎は仮面ライダーBLACKとして打倒ゴルゴムと信彦奪回を誓いますが、覚醒した信彦はシャドームーンとなってBLACKの前に(シャドームーンの覚醒は第35話なのでまだ大分先)。
変身!!
当時の技術では仕方がないのですが、画面合成が滅茶苦茶不自然。ここが最先端CGになるだけでもリメイクの意味はあるかも。
反面、肉弾スタントは気合入りまくりなので、これをCGでやられてしまうとかなり興ざめ。
そこいら辺、白石監督がどう料理してくれるのか。
楽しみです(「仮面ライダーBLACK SUN」は2022年秋配信予定)。
全然関係ないですが、誰かオリジナルデザインのままで「シャドームーン対ハカイダー」撮ってくれませんかね。
ハカイダーショットの連射をサターンサーベルで弾き返して一気に距離を詰めるシャドームーンとか観てみたいなぁ。
★東京破壊魔人についてはこちらを。
★日本一の馬鹿殿役者に関してはこちらを。
★用心棒リスペクト満開なBLACK最終回はこちら。