NHK「ハゲタカ」がイタリア賞(どんな賞だ?)受賞記念で再放送。あーやっぱ面白い。
泣きながらヤクザをすっぱすっぱと輪切りにしていた大森南朋が主役というのが感無量。
やはり大森くんと言えば
「殺し屋1」(2001年/三池崇史監督)
ですよねえ。
多分今まで観た中で最も「放送禁止」な映画。
裸がどうとか暴力がどうとかそういう次元を余裕で素通り。
情け無用、正視不能の2時間8分。
ここまで「やってはいけない事」「映してはいけない事」を太鼓の乱れ打ちのように魅せられるともういっそ清々しい気分になります。
一例を挙げると、
- 木下ほうかDV炸裂
- ボコボコにされる女見ながら自慰に耽る大森くん
- ほうかに見つかるがナイフシューズ踵落としで縦裂き真っ二つ内臓ドボドボ
- ポタポタ滴る大森くんの精液が盛り上がってメインタイトル
が冒頭描写。
度肝を抜かれると思いますが、ここが一番ソフトです。ここで駄目だ!と思ったら一目散に退散しましょう。
谷原章介は「極道戦国史・不動」をなかった事にしているようですが、是非、大森くんにはいつまでも「代表作:殺し屋1」でいて欲しいと思います。
追記
逆に木下ほうかさんは虚実の境界線がなくなってしまったようですねえ…。DV夫演らせたら日本一だったのに、これでは洒落になりません。