「お前らが観たいのはこれだろう!」「はい、そうですぅ!」な力技の死に方大博覧会。
「デッドコースター」
(2003年/デヴィット・リチャード・エリス監督)
前作「ファイナル・デスティネーション」のうざったい人間関係(助けてもらったくせに逆恨みする女教師とか頭の悪い刑事とか)を綺麗さっぱりそぎ落として、人体破壊に特化した大傑作。
もう死神大活躍!冒頭の高速ドミノ祭りから必殺技波状攻撃。
刺す!斬る!潰す!もぐ!そして爆発!素晴らしい! 流石「スネーク・フライト」の監督です。
前作唯一の生き残りクレア(アリ・ラーター)も応援。“キャンディマン”トニー・トッドがもっともらしいアドバイスをしてますが、屁の役にもたってません(何しに出てきたんだ?)。
キャッチ・コピーは「生き残るのは死んでも無理」。アホっぽさが素敵です。
ハーシェル・ゴードン・ルイスらがグランギニョールを起点に流血の歴史を語るDVD特典「ゴア・ムービーの系譜」は、短いながらも見ごたえあり。
★ご参考