漢字二文字シリーズと並んで、もはやタイトルと内容の紐付け不能な沈黙シリーズの第・・・何弾なんでしょう。
「沈黙の断崖」
(1992年/フェリックス・エンリケス・アルカラ監督)
(1992年/フェリックス・エンリケス・アルカラ監督)
今回のセガール親父の役どころは、環境保護庁の調査員。企業の廃棄物違法投棄を追い詰めていくのですが、まぁ、いつもの展開です。
ケンタッキーの排他的田舎町。強面のお兄さんゴロゴロ。警察も賄賂漬けで孤立無援。
立ち塞がる者は瞬時にボコボコ・・・ここまで負ける気のしない男も珍しい。
話の出来に関しては、まぁ、あははははは。
本作の見所は、親父のアクションでもカースタントでも爆発でもなく、クリス・クリストファーソンが出ているにも関わらず、一曲披露するハリー・ディーン・スタントンの美声。
親父が修理したポーチでギター片手に“ケンタッキー・ワルツ”。
この人が出ると締まるなあ。