デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ハリー・ディーン・スタントンの歌が聴けるぞ。 沈黙の断崖

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漢字二文字シリーズと並んで、もはやタイトルと内容の紐付け不能沈黙シリーズの第・・・何弾なんでしょう。

 


今回のセガール親父の役どころは、環境保護庁の調査員。企業の廃棄物違法投棄を追い詰めていくのですが、まぁ、いつもの展開です。

ケンタッキーの排他的田舎町。強面のお兄さんゴロゴロ。警察も賄賂漬けで孤立無援。

立ち塞がる者は瞬時にボコボコ・・・ここまで負ける気のしない男も珍しい。

話の出来に関しては、まぁ、あははははは。

本作の見所は、親父のアクションでもカースタントでも爆発でもなく、クリス・クリストファーソンが出ているにも関わらず、一曲披露するハリー・ディーン・スタントンの美声。

親父が修理したポーチでギター片手に“ケンタッキー・ワルツ”。

この人が出ると締まるなあ。