デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

山田康雄に脳内変換。 ダーティハリー

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『♪漕げ漕げ漕げよ、もっと漕げよ。らんらんらんらん川下り!』

この映画くらい日本語吹替えが刷り込まれてしまった作品も珍しいでしょう。

ダーティハリー
(1971年/ドン・シーゲル監督)


クリント・イーストウッドの声がいつの間にか山田康雄に脳内変換。

役者の声と声優の声は必ずしも近しい訳ではありません(唯一の例外がジャック・レモン愛川欽也)。

それでもイーストウッドの声は本人より山田康雄で決まり。虚無を纏ったハリー・キャラハンに精気を注入しています。

ハリーだけではありません。さそりと言えば“♪漕げ漕げ漕げよ”(笑)。

さそり役のアンディ・ロビンソンは、眼と口に特徴がありすぎて、眼出し帽を被っても全く顔が隠れないという素敵な役者さんです。

アンディはさそり役が強烈過ぎて、その後パッとしませんでしたが、「ヘル・レイザー」の着ぐるみお父さんという“一皮剥けた”役を演じています。

ダーティハリー」と「ヘル・レイザー」、ついでに「パンプキンヘッド2」・・完璧なプロフィールです。

44マグナムのモデルガンが欲しいな・・。

 

★ご参考