デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

勇太、お前…リア充じゃん! 中二病でも恋がしたい!戀♯7

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「私もね、あったんだよ。勇者の事を考えるとドキドキしてきて。一緒にいたいって思うようになって。でもね、そしたら色んな事が変わってきたんだよ。力がね、どんどんなくなっていくんだよ。なんか自分は魔法魔王少女じゃないかもって。そんな事どうでもよくなっていくのを感じた…」

「だから、私はずっとこのままでいようと思ったんだよ。私は魔法魔王少女、ソフィアリング・SP・サターン7世! 全てを捨ててこの力と共にその生涯を全うするんだよ」

「ねえ、邪王真眼、君はずっと邪王真眼でいるつもり?」

おい、勇太、お前全然“ぼっち”なんかじゃなかったじゃん。

こんな素敵なソウル・フレンドがいて、今は傍に六花がいて。これをリア充と呼ばずして何と呼ぶよ、あ?

中二病でも恋がしたい!戀/第7話・すれ違いの…心模様(ヴォルケーノ・トライアングル)」(2014年2月24日BS11放送/山村卓也演出)

修学旅行(鹿児島)の自由行動を六花と共に過ごすことにした勇太。桜島に渡ろうとした二人の前にアニメ世界でしか許されない天文学的確率で七宮智音登場。

絶対出るだろうと思っていましたが、本当に出ました。

しかも、財布・携帯の入ったカバンをどこかに置き忘れて、道も分からず一人ぼっちという“決して捨て置けぬ”状態で。

まあ、これくらいの試練でもないと単なるイチャコラアニメになってしまうので、いい刺激ではあります(それでも障害のハードルとしてはマッチ箱並みに低いですが)。

一方、ネット上には丹生谷も凸守も預かり知らぬモリサマーのサイトが。

中盤折り返して後半戦に入ったわけですが、潜在力豊富なキャラをイマイチ活かしきっていないような(一色の斬り捨て方は潔かったですが)。

終盤、何か波乱があるのでしょうか。それともこのまままったりと小さな恋のメロディを奏でて終わるのか。

それはそれで構わないのですが、もうちょっと各キャラを魅力的に動かして欲しいな、とは思います。