プ、プロメテウス? キルラキル♯16
「さあ、そろそろ来るんじゃないかと皆が思っていたあの総集編の始まりだ!(中略)ふっふふふ。総集編と聞いてがっかりした諸君、安心したまえ、展開が速いのがキルラキル。総集編もアバンで終わる! ここからは本編の始まりだ!」
三都制圧襲学旅行はイマイチ大味でメリハリがなく拍子抜けでしたが、
アバンで総集編、新OP、皐月と羅暁が大浴場、ヌーディスト・ビーチの地下秘密基地と意外な創始者、遂に明かされる生命繊維の正体、新ED…。
お腹一杯です。
「キルラキル/第16話・女はそれを我慢できない」(2014年2月1日放送/清水久敏演出)
襲学旅行を終えた皐月と流子、そしてマコ。
鬼龍院家大浴場で母・羅暁から禊(みそぎ)を受けた皐月は、その地下で全ての始まり“原初生命戦維”を目撃。
一方、美木杉の案内で大阪の地下に広がるヌーディスト・ビーチ秘密基地を訪れた流子とマコは初めて生命戦維の秘密を聞かされます。
「人間だけが服を着るんじゃない。服を着た生物が人間になったんだ。生命戦維が類人猿の一種族であったホモサピエンスをここまで進化させた。我々人類が服に選ばれたんだよ」
「服が人間を選んだ…だと? どういうことなんだ?」
「生命戦維は宇宙から来た生命体なんだ。太古の地球にやってきて人類の進化を促したのだ!」
おいおい、いきなり話が宇宙規模になっとるぞ。2001年+プロメテウスか。
人類に服を着る習慣だけを残して長い沈黙を保ってきた生命戦維。しかし、鬼龍院羅暁が原初生命戦維と出会った事で覚醒。
ほぼ語り(とマコのリアクション)だけで引っ張った回でしたが、アクションのつるべ打ちだった襲学旅行より遥かに楽しめる内容でした。
大きなうねりを見せた転換期。次なるイベントは大文化体育祭。
次回、地獄の辰捕物控「何故にお前は」@北大路欣也。