
ユミルが、クリスタが、ライナーが、ベルトルトが…。
原作既読組も先週今週の怒涛の展開には唸ってしまったのではないでしょうか。
出し惜しみ無し。情報雪崩るドミノの連鎖。
「進撃の巨人 Season2/第30話・ヒストリア、第31話・戦士」
(2017年4月30日、5月6日TOKYO MX放送/若野哲也、田中洋之演出)
訓練兵時代の雪山訓練でユミルとクリスタが交わした約束。
『約束だ。私がその秘密を明かした時、お前は…』

『元の名前を名乗って生きろ』
その秘密とは、ユミルが巨人であったこと。
その姿を見て戦慄するライナーとベルトルト。

『あ…あの巨人は…』『あの時
の…
』それはかつて二人の仲間を喰った巨人。
半死半生のユミルにクリスタが伝えた元の名前はヒストリア・レイス。壁内社会を統べるレイス家の血を引く者。その名前は王家の証。

『私の名前…ヒストリアっていうの』
そして唐突に、何の前フリもなくライナーがエレンに告げた衝撃の事実。
『俺たちは5年前壁を破壊して人類への攻撃を始めた。俺が鎧の巨人でこいつ(ベルトルト)が超大型巨人ってやつだ』
な、何を言っているんだい、おまえさん。
ライナーとベルトルトの目的はエレンの奪取らしい。「一緒に来てくれ」というライナーを受け流すエレンでしたが…。
『もう俺には何が正しいことなのか分からん。ただ俺のすべきことは自分のした行いや選択に対し…戦士として最後まで責任を果たすことだ』
『ライナーやるんだな!? 今…! ここで!』

『ああ!! 勝負は今!! ここで決める!!』
エレンの眼前で巨人に変身するライナーとベルトルト。
掴まれた鎧の巨人の腕の中で自らも巨人となるエレン。

『この…裏切り者があぁぁああああああああ!!!』
ユミルに続いての変身引き。うわ、そこで切るかあ(と声に出して言った人、結構いると思います)。