平成のトリを飾った「青春ブタ野郎」梓川咲太に続く、令和1発目の童貞シャウト。発したのはリア充キング・木嶋拓海。
「みだらな青ちゃんは勉強ができない/第5話・青ちゃんは童貞を導けない」
(2019年5月4日深夜BS11放送/榎本守演出)
小学校時代の同級生・高岡 雅(たかおかみやび)と木嶋がラブホに入る(正確には雅がムエタイ式膝蹴りを木嶋のみぞおちに見舞って連れ込んだ)のを目撃してしまった青。
自宅風呂で二人のあれやこれやを妄想しているうちにのぼせて気絶。
目覚めればベッドの上。そして傍らには木嶋(なんでここに木嶋が!?←字足らず)。
《なんでいる!?雅ちゃんとご休憩中じゃなかったの!?なんで私の部屋に?キョロキョロ見るな!》
『そう。木嶋は認めざるをえなかった。湯上がりの芳香をまとったしなやかな肢体に木嶋は…』
襖の陰では父がエロ小説風状況説明(勿論、でっちあげ)。にしても父、いい声だなあ。
たまたま訪ねてきた木嶋に運んでもらったらしいのですが(そりゃ父の体で青を運ぶのは無理だろう)、って事は見たのか木嶋。
女の子の部屋に初めて入ったので緊張しているという木嶋に「な訳ねーだろ。リア充キングが。カマトトぶってんじゃねーぞ。雅とキスしてラブホ入ったくせに」的な反論をする青に放ったのが冒頭の童貞シャウト。
経験値ゼロという意味では全く同じ立場なのに、父の小説のおかげで耳年増になっている青はここで一気に上から目線。観音目線。
しかし、その余裕も木嶋の壁ドン1発で瓦解。
泣いて逃げて飛びこんだ先は雅。
何だ仲良しかよ、この二人。いい子じゃん、雅。仲良き事は美しき哉。