『迷惑ばかり掛けてすみません…!』
『迷惑なことなんて…最初から何もないですよ』
それはあの日の自分の台詞。
『もしかして先生…あの時の』
おいおい鈴木、今気がついたのか? 遅いよ。
「なんでここに先生が!?/8時限目」
(2019年5月26日深夜BS11放送/鈴元夏美演出)
前半は葉桜ひかりと高橋隆の“課外授業で濡れた身体を温め潤い告ってポン”。
後半は西高東高の合同イベント河沼祭。松風先生と鈴木が制服デート(何故セーラー服を…それは変装ではなくコスプレだよ松風真由。 にしても違和感ゼロだな…)。
葉桜先生クラスの出し物は「ケイドロ」。本来は刑事役と泥棒役の鬼ごっこですが、葉桜は小道具の手錠を松風にかけて鈴木とともに密室へ(グッジョブ過ぎる!)。
『その歳でわざわざ制服まで着てデートしちゃうぐらいなんだから、あの鈴木って奴に気があるんじゃない?』
何と言う洞察眼。そしてこの会話が鈴木に丸聞こえ。
≪めっっちゃ聞こえてましたぁぁ!ぼ、僕に気があるって…どういうこと?僕の聞き間違い?でもホントにそうなら…≫
肝心な話になった途端「え、何か言ったか?」とか言い出す鈍感主人公と違い、男・鈴木は地獄耳。
手錠の鍵が襟元から背中に入り、ブラのホックを外してお尻で止まるという神憑りな仕事をこなして「鍵はどこだ大作戦」になるのですが、目隠しボードが入りまくってほぼ何も見えませんでした(くっそー、そうやって完全版BD-BOXを買わせる気だな。そんな手には…そんな手には…)。
失礼の数々(見えなかったけどね)を詫びる鈴木に松風は、
『鈴木君が私にしたことを他の人が迷惑と言っても…私はそう感じません。だって…私は鈴木君のことが大好きですから』
勢いで告ってしまい赤面して走り去る松風。教師と生徒の垣根に悩む鈴木の目の前には佐藤にじゃれる児嶋とタカを抱える桜庭が。
羨ましい青春である。