ムンクの「叫び」、ロダンの「考える人」、果ては写楽の「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」まで可動式フィギュアにしてしまうフリーイングのfigmaシリーズが邦画キャラに挑戦。
まさかの横溝正史2連発。
まずは「祟りじゃぁ!」でお馴染み、77年の松竹版「八つ墓村」(野村芳太郎監督)から山崎努演じる多治見要蔵。
津山30人殺しに着想を得た大虐殺シーンの装飾を完全再現。凛々しいとしか言いようのない山崎努のイカレ眼光は悪寒が走る素晴らしさ。
もうひとつは金田一ブームの先駆けとなった76年の東宝版「犬神家の一族」(市川崑監督)から犬神佐清(イヌガミスケキヨ)。
犬神家の家紋まで再現した造型は見事なバランスですが、惜しむらくはマスク装着がデフォルトになっている(脱げない)事。
これではスケキヨに成りすました青沼静馬なのか静馬と入れ替わったスケキヨなのか分かりません。
できることならジェイソンのような爛れ顔とあおい輝彦の2種類の頭部を用意してマスク着脱可能という究極バージョンにして欲しかったです(無理だと思いますが)。
ただ、このスケキヨには「湖から突き出た足」という凄いオマケが付いています。何が凄いってこれも可動式なんですよ。両膝・両足首が動いてポージングが自由自在(馬鹿だ、馬鹿過ぎる!)。
どこに飾ればいいんだ!?(足だけ複数個入手してシンクロナイズド・スイミングのようにしたい)
「八つ墓村: 多治見要蔵」は全高約16cm、税込13,200円で2020年4月発売予定。
「犬神家の一族: 犬神佐清」は全高約15cm、税込11,000円で2020年8月発売予定。
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★本日10月26日は「原子力の日」
1963(昭和38)年、茨城県東海村の日本原子力研究所で、日本初の原子力発電が行われました(制定は翌64年)。
1979年の10月、東海村からプルトニウムを強奪した男の映画が公開されました。
※しまった、この過去記事は23日に貼ったばかりだった。
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★本日のテレビ放送①【19:00~BS12(トゥエルビ)】
★本日のテレビ放送②【21:00~BS朝日】