『言い方は悪いが、無料で使い放題の労働力としてお前らの力が必要だ。オリンピックのボランティアだと思って諦めて協力してくれ』
『本当に言い方悪いな』
『政治家だってもうちょっと言葉選ぶぞ』
雪ノ下のプロム企画を通すための捨て駒ダミープロム。その企画運営要員として材木座が手配したのは遊戯部の2人、秦野&相模。
遊戯部と奉仕部(含む材木座)が対決するエピソードはアニメでは割愛されたので、今回が遊戯部初登場。
どっちが秦野でどっちが相模だ?
原作の挿絵にも登場していないので、絵としても初見参なのですが…何か思っていたよりイケメンになっているな。
もっと見るからに非モテなゲームオタクを想像していたのですが…。
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-完-/第7話・最後まで、由比ヶ浜結衣は見守り続ける。」(2020年8月20日深夜TBS放送/山中祥平演出)
正攻法で雪ノ下案を上回る企画は作れない、と見切りをつけた比企谷らは「無駄に風呂敷を広げる」という偏差値貧乏な方向にシフト・チェンジ。
ホワイトボードに浮かんだ文字は≪千葉海浜エリア高校合同プロムイベント≫。
『そんな事できるのか!?』
『できない』
『ええー!』
『問題はそこじゃない。やりかねないと思わせる事が重要だ』
ダミー企画のダミー協賛校として利用されることになったのは、海浜総合高校。
そう、あの意識高い系ろくろ職人・玉縄(と比企谷が中学時代に告ってフラれた折本かおり)がいる所。
クリスマス・イベント以来の再見となった玉縄は横文字を封印した真っ当な人に変身しておりました(前髪を噴き上げるしぐさは相変わらず)。
ド正論で比企谷の企画を批判・論破する玉縄に何と比企谷はラップで応戦(なんですとぉ!?)。
玉縄もラップで返して即興企画バトル(原作文字情報を超えた!)。
結果は玉縄の圧勝でしたが折本の『でもこれ結構楽しそうじゃない?』の一言に音速で宗旨替え(恋する男の信念は飴よりも柔らかいのだ)。
裏・実行委員会の正式名称は「総武高校プロムサイコウプロジェクト」に決定。
更に、実行委員会での挨拶は「やっはろー!」に統一。
改めて他人に言われるとかなり恥ずい台詞。羞恥に震える由比ガ浜の姿に何かのスイッチが入ってしまった遊戯部のふたり。「やっはろー!」信者爆誕です。
因みに玉縄とのラップバトル、次週予告で場外延長戦突入。
結果は、ディフェンディング・チャンピオン玉縄の連勝と相成りました。
『やっぱこいつ強ぇわ。もう駄目だ…強い』
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★本日8月23日は、『パルプ・フィクション』でタランティーノと共にアカデミー脚本賞と英国アカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞したロジャー・エイヴァリーの誕生日(おめでとうございます!)。
ロジャーさんの近年のトピックと言えばやっぱりこれですよねえ…。