そうだ、南部、行こう。
嘘です。絶対行きたくありません。
米国南部、そこは悪魔の棲むオカルトとホラーのメッカ(偏見です)。
棲んでいる悪魔は2種類。文字通りの悪魔(もしくはその崇拝者)と頭のネジが5,6本消し飛んだ人でなしです。
ふらりとよそ者が足を踏み入れたら、まず生きては出られない。それが南部(偏見です)。
そんな南部を舞台にした新作ホラーの予告編が公開されたのでご紹介します。
まずはロブ・ゾンビ版「ハロウィン」でローリー・ストロードを演じたスカウト・テイラー=コンプトン主演の「THE LONG NIGHT」(リッチ・ラグズデール監督)。
行方知れずの両親の手がかりがほしくて、ボーイフレンドと共に生まれ故郷である南部にやって来たグレース(コンプトン)。
待っていたのは狂信的カルト集団。
如何にも「カルト!」な被り物は「魔鬼雨」や「悪魔の追跡」など70年代ホラーを彷彿とさせて実にいい感じ。
にしてもコンプトン姐さん、どんどんゴツイ体になっていきますな。
カルト教団くらいならナックルパンチでぶっ飛ばせそうな気がします。
★予告編はこちら。
そして、もう1本はタイ・ウェスト監督の新作「X」。
細かい内容は意図的に明かされておりません(「X」というタイトルがいかにも秘匿呼称じゃありませんか)。
予告を観た感じだと、
ポルノチックな映画「Farmer’s Daughter」の撮影部隊がテキサスにやって来て、ロケ場所としてとある農家にお邪魔するのですが、そこにはあまり状態のよろしくない奥さんがいて…。
こちらは「悪魔のいけにえ」を意識しているようです。
「キャビン・フィーバー2」を観て以来、タイ・ウェストというあまり出来のよろしくない監督さんにはちょっと惹かれるものがありまして。
裏切られそうな予感はするのですが、つい期待してしまいます。
出演はミア・ゴス、ブリタニー・スノウ、スコット・メスカディ、ジェナ・オルテガ。
色々と含む所のありそうなポスターです。
★予告編はこちら。
★南部でカルト教団と言えば…
★タイ・ウェスト監督作と言えば…
★★★★ 追悼:井上昭監督 ★★★★
井上昭監督がお亡くなりになりました(なっていました)。
1月9日、脳梗塞と肺炎のため京都府京都市内の病院にて。93歳没。
曼荼羅畑で取り上げた数少ない井上監督作は…
★そして本日1月15日は森一生監督(1911~1989)の誕生日。
個人的代表作はこれでしょうか。
期せずして市川雷蔵現代劇2連発に!
★本日のTV放送【27:15~テレビ東京/サタ☆シネ】