『はい…喜多川さん…とてもキレイでした』
五条にとって「キレイ」は特別な言葉。
心から思った時でないと口にできない本当の称賛。言霊。
疲労と安堵で夢うつつとは言え、いやだからこそ、嘘偽りのない本心。
その言葉の意味を知っている海夢は…。
5話にしてタイトル回収。「着せ恋」はここからがスタートです。
「その着せ替え人形は恋をする/第5話・この中で一番いい乳袋だからじゃん?」(2022年2月5日深夜TOKYO MX放送/佐久間貴史演出)
念願かなって「性奴隷(と書いて雫たん)」になった喜多川海夢。
テンション爆アゲ、心も体もぴょんぴょんしてしまった海夢をなだめて鎮めて写真撮影。
見事な原作の再現。
その勢いで翌日のコスプレイベント(土日開催なので翌日もやっている)に参加することにした二人。一気にコスプレデビューです。
制服以外の私服が全て作務衣という今どきの若者から百万光年の五条。場違いな自分が衆目を集めているのではないかと不安と緊張の佃煮になりますが、海夢は意に介さず、
『この中で(私の衣装が)一番いい乳袋だからじゃん?』
今回は胸の作画にかけるスタッフの意気込みが半端ありません。
たゆんたゆんでばいんばいん。揺れる震える弾ける踊る。
初参加ながら海夢の前にはカメラマンの列もできて順調な滑り出し。
雫たんになりきってポーズをとる海夢に目を奪われる五条。
そんな五条に駆け寄る海夢。
『ごじょーくん!あのね…あたし…服脱げそう!』
『なんですって!?』
このちょっといい雰囲気からの『なんですって!?』は結構ツボ。見事な決め台詞です。
雫たんに近づけることを優先して着心地や通気性まで考えが及ばず、衣装の下は熱と汗でディザスターパニック状態。
加えて海夢が(雫たんの再現性を高めるために)ヌーブラ2枚重ねという暴挙に出たため、服と体型が合致せず超人ハルク一歩手前。
一時撤退、拭いて冷やして外して留めて。
取りあえずやる事はやった。撮影途中だった女性カメラマンさんにお詫びとお礼を言ってデビュー終了。
喜多川さんの夢は叶えた。これで自分もお役御免…と寂しさを噛み締める五条でしたが…。
『次、何のコスしよっか?』
夢はまだ終わらない。俺たちの戦いはこれからだ!な喜色を読んだ海夢の「からかい上手」な表情が何とも言えません。
やり遂げた感とこれからも海夢と一緒にいられる喜びと。うたた寝をする五条が海夢の『(イベント会場にいたレイヤーさんが)キレイだったねー』に反応して、
『はい…喜多川さん…とてもキレイでした』
ヒロインを 寝ながら落とす 色男。
今回は特殊EDの方が良かったのでは、なんて意見もありましたが何をおっしゃいますやら。
今回くらい「恋ノ行方を」の歌詞、
♪気づいてしまった
私きっと 恋してるの
運命のいたずら
その一言 ズキュンときたの
がド嵌りする回ないじゃないですか。
どんどん可愛くなっていく喜多川さんに期待します。
★本日のTV放送❶【13:00~BSプレミアム/プレミアムシネマ】
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大盤振る舞いだなぁ今日のTV。