本日2月11日は「万歳三唱の日」。
大日本帝国憲法発布の日であった1889年(明治22年)の今日、東京・青山練兵場での臨時観兵式に向かう明治天皇の馬車に向かって初めて万歳三唱が行われたそうです。
提唱者は帝国大学法科大学(現:東京大学法学部)の和田垣謙三教授。
ただ、和田教授が提議したのは「万歳、万歳、万々歳」だったそうで。
何故、万々歳は定着しなかったのか。
当日気合入りまくった最初の「万歳!」で馬車の馬が「なにごと!?」と立ち止まってしまったため、2発目の「万歳」が小声になり、最後の「万々歳」は言えず終いに。
聴衆には「万歳」連呼にしか聞こえなかったため、こちらが生き残り…要するに「万々歳」は定着以前にお披露目すらされなかったという。
自身のアイデアが馬のせいで歴史に残らなかった和田教授の心中いかばかりか。
さて、曼荼羅畑はちょっとお気に入りの役者さん(特に女優)が登場するたびに「万歳」を叫んでいる偏差値貧乏ブログですが、今回は作品のタイトルや台詞関連を。
まずはタイトル。
allcimemaで検索掛けたらタイトルに「万歳/万才」を含む作品は全27作(万歳21作、万才6作)。
有名どころはエイゼンシュテインの「メキシコ万歳」辺りだと思いますが、曼荼羅畑的にはこれしかないでしょう。
※因みにallcinemaで「バンザイ」検索かけたら何故か「犯罪」が引っかかってきてしまい集計不能になりました。
次に台詞。万歳と言えばその語源に照らして「天皇陛下万歳」。でもこの台詞は祝い事と言うよりは「死に際の一言」の印象が強いですね。
★正当派天皇陛下万歳(処刑時)。
★正当派閥天皇陛下万歳(割腹時)
★そして大馬鹿野郎な天皇陛下万歳。
最後にたとえ理不尽なお佐多でも、所属組織に対する忠誠の証を忘れない静かな一言。
『新選組、万歳』
おまけ
「チャーリーズ・エンジェル」(2000年)で、台湾式(?)マッサージ嬢に扮したルーシー姐さん。ティム・カリーに飛び乗る時の掛け声は何故か『BANZAAAAI!』でした。
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